熊本県に進出した台湾半導体メーカー、時給3000円で募集 | 猫好きのブログ

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資格試験とその応用

 台湾の半導体メーカーTSMC進出で話題の熊本県だが、何と厨房の仕事を時給3000円で募集しているという。

 

 1日8時間で24000円。月22日働くと月給528000円だ。

 

 非正規なのに年収600万円越えるではないか。正社員を明らかに上回る。これが世界標準の時給なのだろう。日本は既に発展途上国に転落したか?

 

 かなりの人数を雇用するだろうから、地元企業から人材流出が起こり、賃金上昇で中小企業はやばいのでは?

 

 バイトですらこの時給なら、TSMCが正社員を中途採用で募集したら、年収1000万円とは普通にいくのでは?

 

 熊本県だけでなく、周辺の県から人口流出が起きるかも。

 

 

 新卒の求人が出ていたが、大卒で月28万円(年336万円)。これにボーナスが付くだろうから、430万円ぐらい?残業もあるだろうから、1年目で500万円ぐらいかも。30歳で800万円、40歳で1200万円というところかもしれない。

 

 高いように見えるが、シリコンバレーに未経験で就職した日本人youtuberは初任給600万円。標準スキルの人の相場は1000万円、管理職以上で数千万円とのこと。

 

 1000万円が最初の目標らしい。同僚は1億数千万円ぐらいの住宅を普通に購入している。こんな恵まれた町でも飲食店の店員の年収は精々400万円だそうで、現地の高い物価を考えると日本の非正規雇用者とそれほど変わらない。

 

 これだけ差が出ると高学歴のホワイトカラーを目指す人が増えるのは当然ですよ。そして賃金の低い人に対する敬意は生まれにくい。モノづくりを支える人やもてなし力の高い人達を継承する人が減り、人材が劣化し、ますます嫌われる仕事になっていく。