ニセコで時給2200円 | 猫好きのブログ

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資格試験とその応用

 外国人が多く集まる北海道ニセコ地区

 

 ここでは時給2200円のバイトが出現したという(風俗産業ではない)。1500円以上のバイトもざらにある。群馬県のどこかの市にコストコが出店する際、時給1500円で話題になったがそれどこではない。

 

 コストコ効果は町の事業者に影響を与える。この町では時給900~1000円が相場だそうだが、そこに1500円で数百人を募集するわけだから、地元企業が相場で募集しても集まらないどころか、ベテランバイトさんまで退職しかねない。

 

 ではニセコはどうかというと、どうやら違うようだ。何せ山の中だから、周辺への波及は小さい。youtubeで見たが、コンビニの店員はお客さんとの会話の殆どが英語で日本語を使わないぐらいというから、特殊な地域になっている。

 

 これだけ時給が上がるということは、地元の労働力だけで足りないということだろう。しかも高い人件費を価格に転嫁できるということもある。何せ消費意欲の強い外人が多いわけだから。

 

 素うどんが1杯1400円もするという。ここって同じ日本?

 

 ホテルも一泊15万円とか普通にあり、最も高いと70万円もする。

 

 ルイビトンまでもニセコに出店している。銀座が山の中に出現したようなものだ。

 

 時給2200円だと週40時間労働で88000円だ。バイト君でも月収40万円ぐらい行くのではないか?

 

 ま、別に不思議でもない。トヨタの期間工だって1年働けば440万円にもなるし、しかも住居費が掛からない。

 

 高度成長期の炭鉱労働者だって山中にいながら、国内の平均労働者(正社員)の2倍の給料だったし、住居・光熱水費は無料同然であったことを考えると、ニセコで起きていることは不思議でもないと思う。