時々、ふと見返す動画がある。
佐渡裕率いる兵庫芸術文化センター管弦楽団の演奏と
さだまさしが歌う『風に立つライオン』。
医者でもなければ、
キリマンジャロの白い雪も
100万羽のフラミンゴも見たことないのに、
この情景が目の前に現れるような気がするのはなぜだろう。
歌詞が心に沁みるのはなぜだろう。
それこそが一流の芸術が成せる技なのかもしれない。
いつか僕の作品に触れた人にも、こんな感動を届たい。
心は僕らが思っている以上に、自由になれることを証明するような。