梅雨入り前の昨日、久里浜エリアのガイドツアーを行ったのですが、最後に陸上自衛隊久里浜駐屯地をご案内しました。
此処は陸上自衛隊最古の駐屯地なのです。
ご案内といっても、基地内は広報班の方が案内してくれます。
この白亜の庁舎は現在も使われている旧海軍通信学校の庁舎なんです。
昭和14年頃にできたものですから歴史的な建築物ということができます。
正面玄関を入ったフロアです。
2階の貴賓室が見どころです。
この豪華な部屋は皇室の方々、特に天皇陛下が来庁された時に使われる部屋なのですが、実際に行幸されたことはないようです。
このほかにも高い天井や太い梁、簡素な装飾など歴史を感じられる建物です。
しかし、残念なことに老朽化により数年後に解体されるそうです。
なので、これで見納めかもしれません。
ここでは、希望すれば隊食（昼食）を摂ることが出来ます。隊食喫食といいます。
費用は当日現金払いですが、500円以下で食べられます。セルフですが、ボリュームあります。もち論栄養タップリ。これにお茶、牛乳がつきます。
今日のご飯（よそい方が汚くてすみません）は、岐阜県の郷土料理で「きんぎょめし」とういうそうです。
全体的に味はどちらかというと薄味ですが、やわらかくて美味しいです。
陸上自衛隊なので金曜日カレーという決まりはないそうです。
因みに防衛大学では月曜日がカレーの日なんだそうです。
広い食堂ですが、隊員とぶつからないように12時前に食事を終えて退出するのが決まりです。
この後、歴史館を見学し、購買でお土産を買って終了です。