横浜野毛の切通。

横浜港開港に伴って造られた歴史ある道なのですが、ここは見ごたえある石積擁壁が並んでいる石垣の名所です。

まず、亀甲積みの代表、旧平沼専蔵邸の擁壁。

横浜市認定歴史的建造物で、明治23年から明治26年あたりに造られたものだそう。

そして、さらに進むと右手の高い擁壁は関東大震災の復興で昭和3年に造られた間知石積み擁壁。

この時には市電長者町線の爲にさらに掘り下げられたのだそうです。


そしてその向かい側、野毛山幼稚園の擁壁がブラフ積みです。

房州石でかなり高さがあり、亀甲積みと接続している部分が素敵です。