カラスノエンドウ(烏野豌豆)
マメ科ソラマメ属のつる性植物


道端で普通に見かける雑草です。
この名前、一般にはカラスのえんどう豆というように理解するのですが、実は野えんどうにカラスがついたものです。漢字表記を見れば分かりますね。
正式名は、ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)といいます。これは葉の形が矢筈に似ていることが由来です。
春に、マメ科独特の紫の花を咲かせますが、子供たちに人気なのは花の後できる豆の実です。インゲン豆を小さくしたような形ですが、これで笛を作って遊ぶのです。この実は熟すと真っ黒になるのですが、笛にするには緑のうちです


撮影:2022年4月6日(横須賀市)