オオキバナカタバミ(大黄花片喰)


南アフリカの原産、カタバミ科カタバミ属の多年草で、世界各地に帰化植物として定着しているそうです。

和名は、大きい黄色花を咲かせるカタバミということですね。


日本でも近年その勢力を拡大しています。もともとは観賞目的で導入したのですが、繁殖力が強いことから、道端に広がって帰化植物となり、今や、花壇のほか土手や空き地など色んなところでその姿を見るようになりました。しかも群生しています。

まさに今の季節凄く目立っています。

 



面白いのは、カタバミの仲間にみられる特長なのですが、花は昼に開いて、それ以外は折りたたみ傘のようにきれいに丸まって閉じています。

 




先日、この季節の黄色い花の群れは大概「キブサスイセン(黄房水仙)」であると書いたのですが、このオオキバナカタバミの方が多いかもしれません。