マツバボタン(松葉牡丹)
南アメリカ原産、スベリヒユ科の園芸品種です。

花が牡丹、葉が松葉のようなのでこの名があります。
松葉と言っても多肉植物なのでかなり太いです。

似た植物にマツバギク(松葉菊)があります。マツバボタン同様、葉が松葉のようで、花が菊に似ているという由来が同じですが、こちらはハマミズナ科で別種です。

 
八重咲や斑入りなど多くの品種があり親しまれています。
栽培が容易なこともあって昭和40年~50年代には夏の花壇を彩る花としてマツバギクともどもポピュラーな存在でした。
地面を覆うように育つので、石垣・擁壁の上や塀際に沿って、つまり、敷地境界沿いに良く植えられていたのを覚えています。
最近はあまり見かけなくなりました。