メヤブマオ(雌薮苧麻)
イラクサ科の在来種です。
「苧麻」というのは、チョマやカラムシとも読むのですが、茎から繊維を取る植物のことだそうです。
この、マオ、カラムシに似ていて野山に生えることから藪が頭に付いてヤブマオになりました。
かっては、ヤブマオからも繊維をとったそうです。
そして、ヤブマオより細身なことから「雌」がついてこの名前になりました。
因みに、ヤブマオの仲間はどれもよく似ているので判別が難しいです。
メヤブマオは数珠状に咲く花の間隔が空いているのが特徴です。
写真を見てもらうとわかると思います。
観音崎の山中で撮影しました。