新型コロナウイルス関連情報です。
クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」の感染拡大が話題になっていますが、
防疫上は、新型ウイルスを国内に入れないことが最重要課題です。
その最前線にいるのは、たぶん、「横浜検疫所」だと思います。
先日のブログで我国の防疫の歴史に触れましたが、
西南戦争時のコレラ事件によって設置された長浦の消毒所が横浜検疫所の前身です。
明治11年のことです。その後、明治28年金沢の長浜に移転して長浜検疫所となり、昭和22年横浜検疫所に改称したのです。
現在も長浜検疫所時代の細菌検査室が保存されています。
草の根運動で保存されたようです。自由に見学できます。
そして、検査室の玄関わきにあるのが、
野口英世博士の像です。
博士は、明治32年に検疫医官補として約5か月間、ここで検疫業務を行っていたそうです。
そして、細菌検査室に隣接する横浜検疫所の正門にあるのが、
やはり、野口博士のレリーフです。
そうなのです。
野口博士の偉業を胸に、このウイルスとの戦いに必ず勝利してください。