鐡砲洲稲荷神社 例大祭 1
の続きです。
5月1日から5日まで続いた、鉄砲洲稲荷神社例大祭の最終日に行われたのが、新富座こども歌舞伎。
この奉納歌舞伎を以って、大祭の締めくくりとなります。
神幸祭や氏子神輿渡御の二日間も含め、ゴールデンウィーク中は雨天続きとなりましたが、この日だけはカンカンの晴天。絶好のお祭り日和でした。
演目は、口上に始まり、「三番叟」「白浪五人男」「義経千本桜」と、歌舞伎を代表する人気の高い演目が行われました。
「寿式三番叟 さんばそう」
式三番の内のひとつ。
式三番とは、能・狂言とならんで能楽を構成する芸能の一つ。能楽の演目から転じて歌舞伎などにも取り入れられ、各地の郷土芸能、神事として保存されている、極めて珍しい芸能。
序段、翁の段、三番叟の段というように構成されている。
「鶴」「亀」「松」といった縁起物を誂った衣装を纏い、祝言の呪歌を謡い、祝言の舞を舞うというもの。
「青砥縞花紅彩画(あおとぞうし はなの にしきえ) 通称 白浪五人男」 稲瀬川勢揃の場
明治の名優五代目尾上菊五郎と作家の二代目河竹木阿弥、そして三代目歌川豊国の三人で作られた演目。
白浪とは、盗賊・盗人・泥棒のこと。この天下に名を轟かせた大盗賊らが揃ったという名場面。
左から、天下一の大盗賊「日本駄右衛門」
実在した盗賊、日本左衛門(浜島庄兵衛)をモデルとして、人物設定は石川五右衛門そのもの。
女性の着物を着た美少年「弁天小僧菊之助」
名や容姿は、そのまま五代目尾上菊五郎その人が反映されている。
義経千本桜に登場する佐藤忠信と同一人物の「忠信利平」
実在した日本左衛門の手下で盗賊の南宮行力丸がモデルの「南郷力丸」
実在した前髪立ちの美少年白井権八こと「赤星十三郎」
この白浪五人男は、一人ひとりが順番に、七五調の小気味良い「連ね」で名乗り、五人揃ってポーズを決めるなど、はるか後世の戦隊ヒーローのにまで受け継がれている。(と言われている)
そして最後は、「義経千本櫻」吉野山
「佐藤忠信実は源九郎狐」
「静御前」
義経千本桜の内の四段目の道行初音旅、通称「吉野山」と呼ばれる場面。
義経とはぐれてしまった静御前と、家来の忠信に化けた源九郎狐。この二人の吉野へと向かう旅路を描く。
こども歌舞伎とは言っても、本格的で感心しました。大人でもこうは行かないだろうという程に卒なくこなしていました。大したものです。
そして、この祭りで何より驚いたのが、大スポンサーが提供するくじ引きの豪華なこと。三井不動産、三井不動産レジデンシャルファーストが提供したのは、ディズニーランドのチケット2組4名分!入場の際に配っていたプログラムにくじの番号が入っているのですが、私は受取りませんでした。まさか、こんな大賞があるなんて知りもしませんから。。。次回からは、しっかり貰わないとね。