水道水の年間取水量は約153億m3と言われています。

(令和3年度:日本水道協会調べ)

 

そのうち最も多く使われている水源として、約半分の48%を水源としている75億m3ダムがあげられています。

これは上水道と用水供給(水道事業を経営する者に水道用水を供給する事業)の合算値になります。

 

河川水は約25%の38億m3になっています。

 

それだけ日本はダムに頼っているんですね。

 

雨が降らなければ、ダムの水位も下がって取水制限も行われることさえあります。

 

日本は自然豊かで、とても水が豊富と思われがちですが、実は水を貯めて水源として利用しているんです。

 

狭い土地に雨が降り、その水が海へ流れていく。

 

大雨が降ってしまうと、一気に雨水が川へ流れ出て、川へ流れきれない水が溢れて洪水を起こさせてしまうこともあります。

 

せっかくの恵の雨です。

 

川へ流れ出ていく前に、地下へ浸透させることも大切です。

 

災害を少しでも緩和していくために、雨水利用も考えていくことも大切ではないでしょうか。