災害に備えて備蓄しておくこと。
とても大切だと思います。
今回は、水の運搬方法について書いていきます。
水は容器に入れて運ぶもの。
そういった固定概念が少なからずあると思います。
もちろん、容器があれば簡単に運ぶことはできます。
しかし外出先など、出先で被災してしまった状況では、容器を確保することは難しい場合もあります。
私が以前から推奨しているのは、ビニール袋です。
ビニール袋であれば、確保すること自体はそんなに難しくありませんよね。
それをリュックサックに入れて運ぶ。
これなら両手が塞がらずに歩くことができます。
また、段ボールに入れる方法もあります。
この場合、給水所で大勢の人たちの容器へ水を入れるため、どうしても水で地面が濡れた状態になっています。
※能登半島地震直後の給水所。ビニール袋とバケツを利用した例です。こういった方法を広く周知したいとお話しし、ご本人の許可をいただいてから撮影をしています。
すると、ダンボールも濡れてしまうこともあり、運ぶことが難しくなる場合もあります。
被災した直後は、物資の補給は自分で行う必要があります。
身の回りで使えるものを利用することを第一に、慌てずに行動してください。