今回はお酒の話です。
お酒といっても、たくさん酒類があります。
その中でも日本酒についてです。
日本酒は名前のとおり、日本のお酒です。
そして、独特の製造法が現在にも生きています。
日本酒に大切なのは、やはり「水」です。
漢字に「三水(さんずい)」が水と川を、そして酒壺がついて「酒」という字になっています。
うんちくはおいておいて、水の話に戻ります。
日本は昔から地下水に恵まれた土地です。
その土地土地の水質が、日本酒の味にも大きく影響しているのは事実です。
水質によって味も変わってきます。
水道水で日本酒を醸造している酒造さんもあります。
もちろん、酒造米や麹菌、製造過程など、多くが関係してきます。
その中でも、水質によって甘い辛いも分かれるんです。
水質が軟水であれば甘口に。
硬水であれば辛口に。
古酒とは別に、鉄分が多ければ色味がついたりと。
水質によって、大きく影響されるんですね。
近頃では、化学物質によって地下水や河川の汚染が騒がれています。
昔と違い、より便利で快適な生活を求めていることも要因だと思います。
もう一度原点に戻り、一人一人が、自然を守る意識が大切なのではないでしょうか。
日本酒を守ることは、自然や地域を守ることと同じです。
日本には酒蔵さんがたくさんあります。
ぜひ、気になった土地土地の地酒を飲んでみてはいかがでしょうか。
そして、後世にも汚染されていない、安心して飲める地下水、そして日本酒を残していきませんか?