ここから暫く、皇居東御苑にあった江戸城関連のものを紹介していきます。

たぶん、長くなります。

 

まずは百人番所から。山王門から大手中之門に向かう途中にあります。要は警備詰所で、甲賀組・伊賀組・根来組(ねごろぐみ)・二十五騎組の4組の鉄砲百人組が昼夜交代で勤務していたそう。江戸城内には警備詰所が3ヶ所あるそうですが、最も大きいのがこちらです。長さは45メートルほど。

 

正面から見た図です。めっちゃ横に長い。

ということが、音声ガイド及び看板から解ります。ちなみに日本語と英語はちょっと内容が違っていて、英語も読むとより理解が深まります。上述した45メートルが、とかは、この英語版から持ってきてます。

 

で、ここからですが、各組は20人の与力と、100人の同心で構成されていた、とあります。歴史の授業では習った気がするけれど、と思いつつ英語の方読んでみたら、ランクが高い侍が与力、低いのが同心とあります。ネットで調べると侍というよりは、警備職の名称のようで、与力が上司、同心が部下にあたる、と捉えて良いそうです。与力が支持を出し、同心が現場で、という役割分担みたい。勉強になりました。