2023年にリニューアルされた、皇居三の丸尚蔵館に行ってきました。皇居東御苑内にあります。

東御苑自体は無料、かつ、予約なしで入れますが、皇居三の丸尚蔵館はネット予約必須で、大人1000円となります。

 

現状は企画展のような感じで、四半期ごとにテーマが入れ替わる感じのようです。

1000円とちょっと高額なんですが、掲示物は2部屋のみでちょっと狭め。天皇家に送られたものや、天皇家にまつわるもの、国宝等々超貴重なものは見れますが、展示物の数からするとちょっと高額に感じるかも、です。

 

で、こちらが入り口です。私が伺ったのは3月3日まで開催の第2期近代皇室を彩る技と美でした。3月12日から第3期の近世の御所を飾った品々に変更されているので、同じものは見れないです。その点ご了承下さい。

 

1894年制作、大熊氏広の御料馬「友鶴号」置物。大熊氏靖国神社の大村益次郎像作った人だそう。

 

瀧和亭(たき かてい)の富士柳蔭馬之図(左)と、仁徳天皇難波宮居之図、中将試木本末之図(右)です。右は日本書紀の仁徳天皇の話と今昔物語集がモチーフなのだとか。

 

今回初公開だった銀製御髪ブラッシ。工芸品らしい美がありますね。

 

薩摩焼 色絵菊花図花瓶、と思われるもの。薩摩焼というカテゴリ自体初めて知った。

 

展示されていた時の様子。和洋折衷具合がめちゃくちゃカッコ良い。

 

何かわからなくなってしまったもの。漢字っぽい模様がとても良い。

 

今回のメイン展示の1つ、横山大観の日出処日本。写真からわかりづらいですが、めちゃんこデカい絵です。迫力がすごい。

 

こちらも名称がわからなくなってしまったけれど、巨大な屏風。青色がとても印象的だった。

 

こちらも不明。雪の具合がとても和な感じを受ける。

 

この辺りの調度品も凄く品があってカッコ良い。支えているのは猿です。

 

こちらも今回のメインっぽい扱いの海野勝珉作。蘭陵王置物。

 

こちらも名前わからず。蝋燭台かな。驚くほど精巧。

 

七宝唐花文花盛器と思われるもの。見た目より巨大で、子供なら隠れられます。

 

こちらは有栖川宮親王の手帳か何か。重厚感あった。

 
冒頭に書いたように、ちょっと高くないかな、という感想はありつつも、見られるもの1つ1つは素晴らしいです。
個人的にはシーズン毎に通いたいな、という気持ちも。もちろん、もう少し安い方が嬉しいけれども。