こんにちは！エニアグラム心理学講師・Yokoです
今日はエニアグラム的「適職」について。
よく「どんな仕事が合うかわからない」とセッションで聞かれるのですが、
エニアグラム的に「合う仕事」「合わない仕事」があります。
結論から言うと「合う仕事」というのは
そのタイプの「根本的欲求」に沿っているもの。
「合わない仕事」というのは
そのタイプの「根本的欲求」に沿っていないものです。
最近「そりゃそうだ」と思ったことがありました。
それはタイプ６についてです。
タイプ６の根本的欲求は「安心・安全でいたい」です。
タイプ６はこれを死守すべきです
なぜなら、安全を脅かされる状況がタイプ６の「恐れ」だから。
だから、タイプ６で事業を起こしている人、個人事業主、
フリーランスなどをやっている人は
高確率で「分裂」が起こってしまっています
※エニアグラムで言う分裂とは、精神的に不健全になり
精神的に落ちていくことを指します。
根本的欲求が「安心・安全でいたい」のに
安心安全から最も遠いフリーランスは、
普通に考えて、きついですよ
完全に【適職】を間違えてます。
そりゃそうじゃない？(^^;
私が見てきた何人かのタイプ６事例ですが、
個人事業主をやっていて・・・
✔売上を上げなければいけない
✔クロージングかけなければいけない
✔権威性を持たせなければいけない
✔継続してお金を払い続けてもらいたい
などのプレッシャーで皆さん分裂しています
６が分裂すると３に落ちますので、
それはそれは３の悪い部分が出てしまってました
◯お客さんは金づる
◯騙しても平気
◯詐欺まがいの運営
◯お客さんへの雑な扱い
◯自分が良ければそれでいい
◯他人の気持ちは無視
などなど・・・。
本人たちはもちろん分裂してると気づいておらず、
「ブランディングできてる、成功に向かってる」と
「統合した３」のつもりでいます
６が統合した３であるのなら、
必ず９を通過しているはずなので
「お客さんは金づる」ってなりません
「騙しても平気」ってなりません
そもそも「最も他人の気持ちが理解できる」はずの６なのに
「他人の気持ちを完全無視できる」時点で
完全に３に落ちています！！！
９を通って３まで統合している６なら
多くの人から愛され、頼られ、
慈しまれているはずです。
そして６さん自体も、多くの人の
ためになることを成し遂げようと
人のために尽力し、人を愛し、
騙したり詐欺をせず、嘘偽りなく
優しく親切に人に接するはずです。
そうじゃない時点でそれは「統合」ではありません。
このように、エニアグラムは客観的に分析するのが
とても難しいものです。
自分で診断したり、自分の状態を把握することは
エニアグラムに慣れているはずの人でも難しいのです。
当然、ネット上での診断も当てになりません
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