滋賀 三井寺 勧学院客殿・光条院客殿❗ | tokyotravelguide2020のブログ

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こんにちは。
COCOです。


滋賀にある三井寺の勧学院客殿、光浄院客殿の特別拝観に行きました。


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通常は非公開の国宝客殿なので事前に予約して申し込みます。

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国宝の建物の中のに入れて、華やかな桃山文化を直に体感できる、貴重な体験コースです。
現地では、建物や歴史に詳しい僧侶の方に説明して頂けます。


勧学院客殿は慶長五年(1600年)に毛利輝元によって建てられた書院建築の代表的な遺構で、室町時代の武家住宅の典型である「主殿造」の様式を現在までに伝える貴重な書院です。
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頂いた説明パンフレットです。


イメージとしては、桂離宮や江戸時代の数奇屋より明快で、すっきりしている感じの空間です。

勧学院客殿はメトロポリタン美術館に再現されたそうです。

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頂いた絵葉書です。勧学院客殿一之間障壁画
狩野光信筆  四季の花卉図


以前お茶のCMで使われていました。


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外国の方が興味を持つのがなんとなくわかりますね。このようなシンプルで美しい空間は異国の地でも再現される価値があると思いました。


勧学院を出てしばらく歩くいて、光浄院へむかいます。
案内の方はとても早く歩かれます。ついて行くのが精一杯のスピードです。美しい寺内には歩く音だけが響きます。

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光浄院客殿は日本の住宅建築の源泉となった書院造の代表的遺構で、勧学院より少し後の慶長六年(1601年)に建てられました。

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頂いたパンフレットです。

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頂いた絵葉書です。
光浄院客殿(国宝)


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頂いた絵葉書です。
光浄院障壁画  一之間床貼付絵(重要文化財)
狩野山楽筆  

荘厳な障壁画に見入りました。

三井寺の僧で、秀吉に使えた武将でもあった山岡道阿弥景友の建立と伝えられています。
織田信長も泊まったことがあるそうです。

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勧学院、光浄院共に、内部の障壁画は狩野派によるもので、その豪華さと格式の高さは圧巻です。

庭園は室町時代後期のもので、名勝史跡に指定されています。緑が深い美しい庭園でした


今の現代住宅とはかけ離れたこのような建物が、昔の武家住宅の典型だったのかとじっくり体感できる貴重な時間でした。
豪華だがシンプルな、長い時間を経て洗練された空間は本当に美しかったです。

三井寺という一つのエリアでじっくり二つもの国宝を特別拝観できるので、とてもオススメです。


COCOでした。