ロシア通貨ルーブルの暴落とイエレンリスクオン | まつ☆ まつ☆ オープンカフェ

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ロシア通貨ルーブルの暴落




今年も、残すところあとわずか。


今週は、選挙戦あけで、どう動くかと思いきや、

先週あたりから、Webでささやかれていた、原油安と、ロシアルーブルの通貨安が本格化し、



これを受けて、週前半は、世界的に株価は、大幅下落しました。

上海株だけは、何事もなかったかのように元気でしたが。


特に、火曜日のルーブルは激しく下落しました。


ロシア国債のCDSも、500bpを超えたようで、このままいけば、ロシア通貨危機再燃か?

とも思われました。



もし、ロシアがデフォルトし金融機関の破たんでもあれば、

前回のLTCM(ロングタームキャピタルマネジメント)破たん時のような、暴落があるのではないか?



と、心配になってしまいます。



実際、前回のロシア危機で、ドル円は、約2か月で、


147円/ドル → 111円/ドル  なんと、36円も下落!! したようです。



しかし、


この間の日経平均VIを確認してみると、なんとずっとVIは下落をしています。

通常、株価が下落をするときは、VIは徐々に跳ねあがるはずなのですが、

日経平均VIは、先週水曜日に30%超まで、跳ねあがった後、

今週の日経平均株価の暴落時には、ずっと下落トレンドをたどっていたのです。


ひょっとして、日経平均オプション投資家の皆さんは、

原油安ショックの暴落後は、すぐに買い戻す準備をしていたのでしょうか?


オプションの、ボラテリティーのインデックスを見ていると、

投資家の次の一手動が見えてくるのかもしれませんね。




いずれにしても、


今後とも、運用資産には、必ずストップロスを置き、

原油とルーブルの価格動向には、注意をしてゆきたいと考えています。






イエレンリスクオン




月曜日から水曜日までは、原油安ショックで世界中リスクオフでしたが、

木曜日の朝方に、米FOMCイエレン議長の、無難な会見が終わると、

市場は安心感を取り戻し、米国株は、一気に反転、リスクオンのV字回復相場に転じました。


日経平均ボラテリティーインデックスの動きは、月曜日から水曜日の間、

FOMCの後、原資産に買いが入り、一気に上昇するというシナリオを織り込んでいたのかもしれません。







NISA




今回の下落に合わせて、投資信託を購入し、NISA口座枠を全部使い切りました。


NISAは2016年からは、限度額が120万円に引き上げられる予定だそうです。

せっかく売買せず、長期保有で、運用し続ける覚悟でいるので、

できれば、NISAの10年という期限を撤廃して、無期限にしてほしいところです。



ところで、


毎月分配型の投資信託について、

プロのアナリストやファイナンシャルプランナーが、

あまりNISAには向かないというようなことを書いている記事を多く見かけますが、

NISA口座では、毎月分配型の投資信託が一番人気のようです。


そもそも、


NISAは、いちど売却したら、2度と枠が使えないので、

売却せずに、ずっと保有したまま、毎月の運用リターンを受け取るには、

毎月分売型の投信しかありません。


また、


毎月分配型の投資信託は、分配金を受け取らない月は、NISA口座内で累投にもできます。

したがって、個人的には、これが一番使いやすいでのではないかと考えています。



イギリスのISAみたいに、

口座に入れっぱなしにして、半永久的に運用するのであれば、

分配金がもらえない資産だと、解約するまでお金を使えませんよね。


分配型の投資信託こそ、長期運用のNISAに一番ふさわしい運用資産ではないでしょうか?