暗いシーンでの試写ブース
新製品での試写
ニコンの最新機種D610とD5300について、試写を行いました。
D610は、センサーが大きい、フルサイズのモデルです。
D5300は、センサーが標準的なサイズ(APS-C)のモデルです。
また、D5300は、ローパスフィルタレスを採用しています。
試写は、自分のカメラのSDカードを、試写用のカメラに差すことができ、
撮影後は、そのSDカード抜き取り、撮影画像を持ち帰ることができます。
ニコンD610 JPEG撮影画像 レンズ85mm F/1.4G 1/125秒 f2 ISO1600で撮影
まず、ニコンD610ですが、
使用レンズは、単焦点レンズの85mm F/1.4Gです。
中望遠 & 明るい絞りを利用して、被写界深度を狭め、
暗いシーンで、バックが若干ぼけた、きれいなポートレート撮影が可能となりました。
シーンは、LED照明のみの暗いブースで試写のため、ISOは1600と、かなり高めです。
しかし、最新のフルサイズのカメラセンサーの性能がよいためか、
ISO1600でも、ほとんどノイズや画像の粗さが発生しません。
この、高感度撮影で、ほとんどノイズが発生しないというのは、びっくりで、
センサーの性能の進化を見せつけられました。
ニコンD5300 JPEG撮影画像 レンズ18-140mm f/3.5-5.6G 1/25秒 50mm f/9 ISO500で撮影
次に、ニコンD5300です。
ニコンD5300は、横浜市市街地のジオラマ模型撮影ブースでの撮影です。
こちらのジオラマは、夕暮れのシーンで、若干暗がりだったため、
シャッター速度を1/25と低めにしても絞りが f9 となりました。
したがって、被写界深度が若干狭めで、ジオラマ模型の一部のみにピントが合っております。
この機種の注目は、ローパスフィルタレスの、シャープでクリアな画像です。
ニコンのカメラは、
全般的に、カリカリのシャープでクリアな画像が撮影できる特徴があります。
これは、
① 解像度の高いレンズ
② 性能の良いセンサー、そして、
③ ソフトウェアのRAW現像処理
の、3点セットで実現します。
しかし、
ローパスフィルタレスを利用すると、ソフトウェアでRAW現像処理をしなくとも、
そのままのJPEG撮影で、かなり、シャープでクリアな画像が得られるようです。
そろそろ、新機種に買換えしてもいいかなと思ってしまう今日この頃です。
そこで、次回のブログで、
最新機種で、買換えを検討するとどうなるかをまとめてみようと思います!!