マーケットも、そろそろ、のぼり階段が見える?
昨晩発表の米雇用統計は悪化しました。
思えば、1月の世界株価の下落は、先月発表の米雇用統計が発端で、
そのあとの新興国通貨安が、拍車をかけてきたところがあります。
しかし今回の雇用統計の悪化は、
かなり調整下落が織り込まれていたためか、マーケットは上げで反応しました。
来週は、米FRB新議長イエレン氏の、マーケットデビューですので、
これを期待しているのかもしれません。
日経平均
NYダウの上昇に合わせて、金曜夜間に上昇しました。
これだけ、急落した後の急上昇なので、ショートカバーによるリバウンドの可能性もあります。
昨年5月末の急落同様、もう一度14,000円付近まで下げ、
しばらく谷底付近で低迷する可能性もありますが、ひとまずは、下げ止まりのようです。
しかし、
引き続き、国内の経済ファンダメンタルズや企業業績といった内部要因よりも、
新興国通貨、中国理財商品破たん懸念といった、外部要因の変化に、
注意する必要があるのではないかと思っています。
個人的には、今回の急激な下落相場を1度経験し、
日経225オプションをポートフォリオに組み入れての、長期資産運用手法にも、目途がつきはじめ、
だんだん慣れてきたかな、といったところです!!
ドル円
主に、次の要因で、円安ドル高が進んだのではないかと考えています。
① NYダウの上昇から、米国債利回りが上昇、日米金利差も拡大し、円安ドル高
② 世界株価が上昇に転じ、リスクオンで円安
過去のQE停止時の調整下落幅からすると、
QE3完全停止の時期に、NYダウは、もう少し下落するかもしれませんが、
今回の下落は、なかなかいい押し目ですので、波間の谷底付近~谷底付近をねらって、
NISAのポートフォリオに、資金を少しずつ積み立てていきたいと考えています。
来週は、注目のイエレン新FRB議長のマーケットデビューです!!