アルゼンチン通貨危機?中国警戒? 今週のマーケット | まつ☆ まつ☆ オープンカフェ

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東京スカイツリーエレベータの 『ガラスの天井』から 上方向を見る




今週のマーケット


日経平均とドル円は、特に、木曜日と、昨夜金曜日に、外部環境の急変から、突然、大幅な下落がありました。年末の、上値追いの上昇相場から、状況が、少し変わってきたようです。



経済ファンダメンタルズについて、ニュースから理由を確認してみると、



中国関連


① 中国理財商品の、1月末破たん懸念 (中国工商銀行の償還支援拒否発言)。

② 人民元の流動性低下により、短期金利が上昇傾向。

③ 中国PMIが50を下回り、景気減速懸念。



他の新興国・資源国関連


④ アルゼンチンペソを筆頭に、トルコリラや、南アフリカランドなどの、新興国通貨が暴落。

⑤ オーストラリア中央銀行(RBA)より、豪ドルレートは高すぎで、0.8ドルが適切との発言により、豪ドルが暴落。



ドル円関連


⑥ 日銀の緩和姿勢が、現状維持で、長期戦に持ち込みへ。インフレ2%達成時期目標も延期。

⑦ 米国長期金利が、低下トレンドを形成し、日米金利差が縮小。



といった、多くの外部環境の悪化が、確認できます。




したがって、


例年ですと、日経平均株価は、春先に向けて、年度末相場で、上昇機運が高まるとは思いますが、

ベースシナリオを変更し、しばらくは、様子見で、底づくまでは、ヘッジポジションで行きたいと思います。



ひょっとすると、


日経平均株価は、外部環境悪化により、このまま3月まで下落し、4月以降も消費増税と、米QE3停止で、しばらくは、上昇しないという、代替的な悲観シナリオも、考えておきたいと思います。



春先に向けて、上値は見えても、届かないという、東京スカイツリーエレベータの『ガラスの天井』と、同じようになるかもしれませんね。





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