人間は、眠りますが、眠っているときに記憶の整理をしていると言われています。
記憶には、短期記憶と長期記憶があって、眠っているときに、短期記憶を整理して長期記憶に組み入れたりしているとの事です。
だから、昔、羊が学んだ記憶の本で書かれていたのですが、英単語とか記憶する事は、夜に勉強して、翌朝も覚えているか確認すると更に記憶に定着するとの事です。
そして、人間は忘れる事が出来る生き物ですが、実は忘れる事は出来ないとも書かれていました。
忘れるのでは無くて、思い出せないだけだと。
だから、ふとしたきっかけで思い出すことがあるのは、忘れたのでは無くて記憶はされていて思い出せなかったからだとの事でした。
このような事を書き出したのは、この記憶の性質は、大変興味深いものがあって、捨てるという事が無いのだなと思うからです。
つまり、もしかしたら無限に記憶し続ける事が出来るかも知れないと、少しわくわくするのです。
無限に無くならない記憶の保管庫と、それを預かる私たち。
物にまつわる記憶から離れられない事で、捨てられなくなる現実。
記憶に対してフラットになる、初心に戻るという事がいかに難しく、執着がうまれてしまうか。
羊は、これがなんだかとてもロマンティックな仕組みだなと思えてきています。
執着から離れる事が出来るならば、逆に大量の記憶と共に生きる事もできる、そう言われているような気がします。