羊が高校生の時、いつも素敵な花柄ワンピースを着ていた英語の先生が良かったです。
失礼ながら、もう定年退職間近にも見えていたのですが、
3学期ぐらいになると、授業の進み方が相当に変化して楽しかったです。
どう変化したかと言いますと、
それは、昔話に花が咲いてチャイムが鳴ってしまうように、です。
最初のスタートは、教科書の何ページで始まるのですが、
なにせリーディングの授業だったので先生も退屈してしまうのが、羊には見て取れました。
いくつか単語の意味を説明したあとに、
何か連想されたのか、
「先生の〇〇だった頃は~ 」と始まると、
手にしていたチョークを置きます。
羊は「キターーーーーーと」内心歓喜します。
そこから延々と、チャイムが鳴るまで経験談をお話してくれます。
黒板には、単語が3つぐらい書かれているだけ。
勉強そっちのけで〇〇先生の経験談に聞き入ります。
3回に1回ぐらいはそんなコミュニケーションの授業でした。
羊は、そんな授業が一番好きでした。