ファーストテーパーの柔らかい竿はいらない。

でも最近のはアジング でもやるかのごとく先っちょしか曲がらない。もっと全体で曲がる竿が欲しい。

 

そんな事から中古にしては高めで購入した別誂常吉。

 

 

 

使用する竿は日本でも海外でもストレスなく使える竿なので、

第一関門の「スーツケースに入るのか」と言う点では難なくクリア。3ピースである。

 

 

イマカツのアイアローサスペンド4,4gまで使用したが、なんのストレスなく使用可能。

ミドスト、ホバスト、2inヤマセンコーのズル引きからなんでも使える。

この竿のインプレッションを見ると、「ペニャペにゃ、柔らかい、小バスが楽しめる」など、

如何にも柔らかい印象がする。

 

確かに柔らかいが、肝心なのはコシがある状態で鞭のように全体がしなる。

また7ftもある為、魚が誘導しやすく、粘りがある為にラインブレイクの心配が無い。

またコシや粘りがあるが、魚をかけるとパラボリックに近いアクションの為、

バラシと言うバラシがほぼ無い。

 

感度も無い竿よりはある。むしろいいほうだと思う。

超ショートグリップは人によって好みが別れると思うが、

キャスティング時には竿が鞭のようにしなる為、投げにくい、飛ばないと思った事はない。

6時間以上シェイキングをしても腱鞘炎や疲れもなく、操作にもとくに不都合がない。

 

 

あと海外で使う事はないと思っていましたが・・・

 

 

ソリッド替穂を使いました。食いが渋すぎて離しちゃうんで装着。

もうスレ切って寒さで渋くなった管理釣り場で一人勝ち。

中国人に説明を求められましたが、M,MHの竿で10〜14gのヘビダンが絶対釣れると思っている

中国人には説明ができないよ。

 

 

仮に海が近い場所では小物にも対応できちゃうでしょうし、

仕舞寸法、実釣性能、対応能力といい非の打ち所がない竿。

 

 

昔の竿とは言え、パックロッド全盛の今、

ここまでレベルの高いフィネスロッドは未だに無いような気がします。