東京多摩幼稚園では、土曜日に課外のピアノ教室があります。グランドピアノで練習できます。
女の子をお持ちの方は、習い事として一度は検討するのが、ピアノではないでしょうか。
小さい時から本物の音を耳に入れることは、脳の発達にもよいでしょう。
ただし、ピアノは、あまりに早い時期に始めるのは無理があるため、4歳以降が習いどきだそうです。
昔、むかしのお話です。
私事で恐縮ですが、自宅にあったのが、ヤマハで、やはり幼稚園でのピアノ教室に通い、たまたまヤマハのピアノで練習しておりました。
そんなある日、試験のとき、初めてカワイをひいたときの感覚は今でも衝撃的に覚えています。
音も鍵盤の重さやタッチも全然違って、それに驚き、ピアノに集中できなかったのです。
プロのピアニストも、慣れ親しんだ自分のピアノが一番楽だそうです。なかには、コンサート会場にマイピアノを運ぶひとや、おかかえの調律師を連れていく一流のピアニストもいます。
リヒテルは、「わたしは、ピアノを選ばない!そこにあるピアノを弾くだけだ」
と、言いました。
ピアニストは、どんなピアノにでも対応できる柔軟さと力量が必要だということではないでしょうか。
その言葉を子供の時、知っていれば良かったと後悔に似た苦い気持ちもします。
ピアノも習う段階で何度も壁があります。
また、発表会のとき等、初めて弾くピアノに当たるわけですから、動揺しないよう、お子さまにリヒテルの話をしてあげると、落ち着いて弾けると思います。
さて、リヒテルの話が出たので、もう少し書きます。長くなったので、次回に続きます
緊張し、動揺しつつも、カワイのピアノも
いいものだなぁと、弾きながら感じたのも付け加えておきます。