本日の四字熟語「累卵之危(るいらんのき)」 | 東京スズメ倶楽部の「本日の四字熟語」

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四字熟語で語り、そして覚えます。

ヨジジュクガーです。


今日もまた、珠玉の四字熟語を紹介したいと思います。

ちなみに明日は私の誕生日です!ヽ(゚▽゚*)ノ♪


【本日の四字熟語】
累卵之危(るいらんのき)


意味: 積み重ねた卵のように崩れやすく、きわめて不安定で危険な状態にあること。

累卵之危


「割れてしもうたやないか!」



出典は中国の歴史書「史記」です。


秦の昭王(B.C.306~B.C.251)の頃、王稽(オウケイ)が、魏の国から帰国し、秦王に言いました、


「魏の范雎(ハンショ)は天下の外交官です。彼は「秦の国は累卵之危だが、自分を用いれば安泰だ」と申しております。」


秦王はこの不遜な客を厚遇しようとはしませんでしたが、一応下客の列に加えました。


范雎が真の才能を発揮しだしたのは、それから間もなくのことでした。


何とも傲慢な物言いですが、世の中、仕事を得るためにはこのくらい押しが強くないとやっていけないのかもしれません。



実際、会社でも、謙虚な人よりも根拠のない自信に満ちあふれた人のほうが評価されたりします。



かと言って、就活生が「御社は累卵之危ですが・・・」と言うのはかなりリスキーです。おすすめできません。



とは言え、ライバルに差をつけるには絶好の言葉です。うまくいけば「難しい言葉知ってるね」とボーナスポイントもついてきます。



と言うのも、就活生は皆かなり予習してるので、大抵の質問には同じ回答が返ってきてしまうのです。



暗記した努力は評価しますが、記憶には残りません。



ただ、勉強熱心な彼らは、私の知らない社内教育制度まで知ってたりします。その途端、「え、そうなの?」とこちらが逆取材です。



そうなのです、面接するほうもされるほうも実は差がないのです!



その点、攻める気持ちが大切です。受け身に回ったらいけません。



何しろ、相手は数分前まで携帯で「にゃんこ大戦争」をしてたかもしれないのです。緊張するだけ損です。



ちなみに私は「ボルケーノ火山」の「火口を守る者」が未だにクリアできません。課金するしかないのでしょうか・・・。



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