◇セ・リーグ 阪神3-12巨人(2014年3月30日 東京D)
阪神は主力の西岡が緊急離脱というアクシデントに見舞われたが、試合後の和田監督は今こそ一丸野球の重要性を説いた。
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「中心選手なので簡単ではないけれど、今いるメンバーでやっていく。141試合ある。最初のカードでこうなってしまったけど、キャンプからいろんな選手が準備してきているんだから」
確かに、「3番・二塁」の抜けた穴は簡単に埋まるものではない。チームにとっては大きな痛手でも、残されたメンバーは前だけを向いてやるしかない。その心意気をさっそく見せたのが、7回裏から「二塁」へ入った上本。2―12で迎えた9回先頭で、会心の一打をかっ飛ばした。
「初ヒットはホッとしていますが、チームは負けたので何もない。(今後の出場機会に関して)僕がどうこう言えない。剛さんは心配ですが…。やることをしっかりやるだけです」
1ボール2ストライクから、青木が投じた真ん中高め速球をコンパクトに振り抜くと、バックスクリーン左へ一直線。今季初安打となる1号ソロは、沈んだチームに光をともした。西岡が戦列復帰を果たすまでは、必然的に出番は増える。それだけに、和田監督も今後の躍進に期待を込めた。
「オープン戦からずっと良くなかったけど、これで変わらないと。西岡のところを埋めていかないといけない。そういう自覚を持ってほしい」
西岡が退場した直後に「二塁」を守った坂は、2打数1安打1四球と役割を果たした。「準備はしっかりやっていきます」。ファームにはキャンプで台頭した西田も控える。ピンチをチャンスに変えるべく、若手野手が力を結集していくしかない。
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