美川憲一に最強弁護人!“勝訴請負人”弘中氏が担当 | 注目ニュース情報ステーション

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 歌手・美川憲一(67)の独立で経済的損失を受けたとして、前所属事務所「エービープロモーション」が美川と現在の所属事務所「ミカワオフィス」を訴えた件で、美川側の弁護を“勝訴請負人”で知られる弘中惇一郎氏(68)が代表弁護士を務める「法律事務所ヒロナカ」が担当することが24日、分かった。

 弘中氏といえば、ロス疑惑の三浦和義氏の無罪判決をはじめ、最近では郵便不正事件での村木厚子厚生労働省事務次官、「陸山会」の事件で小沢一郎氏を無罪に導いた最強弁護士。今回も「きちんと争う」とチームを組み、徹底抗戦の構えだ。

 美川は事務所を辞める際に持ち出した衣装(17点、約4400万円相当)や楽曲譜面(69曲に対する編曲、約800万円相当)の使用禁止など総額2億1000万円の損害賠償請求をされている。この日、東京地裁では第1回口頭弁論が行われたが、美川側は出廷しなかった。「美川憲一」の芸名が使用できなくなるとの報道もあったが、裁判終了後「エービー」側の弁護士は「芸名の使用禁止は求めていません」と語った。

 裁判では衣装や楽曲譜面が著作物となり、しかもその著作権が「エービー―」に帰属するかが争点となりそうだ。「エービー」側の弁護士は「今後、証拠を提出していきますが、衣装や譜面の製作費は事務所が出しており、著作権はこちらに帰属する」と話している。

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