
東京ビッグサイトで開催中の「アジア・ファニシング・フェア2023」は2日目を終了しました。
昨日、今日と弊社ブースにお出でくださった皆様、ありがとうございました。
お陰様で大勢の方々とお話しすることが出来、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
ここで今回展示会に出品した製品群をご紹介いたします。
練りに練って作り上げた力作を取り揃えております。
お陰様でご来場いただいた皆様には大変好評で、本日も「今回の展示会でもっとも欲しいと思った」というお褒めの言葉をいただきました。
また海外の方からも、これ程のものを本当に日本で作ったのかと驚きの声をいただきました。
まだ参考出品のプロトタイプですが、今後の弊社の製品展開の方向性をお見せすることが出来たかと考えております。

こちらは今回の出品物を代表するモデルで、現在考え得る限りの最上級の製品を目指して作り上げた「ベルジウム」です。
マットレスの厚みが48センチある超ド級のボックストップタイプのマットレスで、品質、寝心地ともに最高峰にふさわしい出来になっております。
上に横になられた方は皆さん「うわー・・」と感嘆の声を上げられます。

表面の生地には、ベルギーの生地メーカーの開発した、組成率ほぼ100%オーガニックコットンという超高級ニット生地を採用しました。
今までもオーガニックコットンの入った生地はありましたが、こちらは内部まですべてオーガニックコットンが使われている特別なものです。
ベルギーのメーカーからは、本当にあの生地を使うのかと驚かれ、「ベッドに使うとしたら恐らく世界初だ」と言われました。
当然非常に高価な生地ですが、とにかく質感が素晴らしく、最高峰にふさわしい品格を備えています。

上は「アワーグラス・ゼロ」(プロトタイプ)です。
現行のアワーグラス3兄弟とは別の、新たなシリーズとして開発したモデルです。
内部には新設計のアワーグラスポケットスプリングに、バイオマスフォームなど新しい素材をふんだんに投入しております。

「アワーグラス・ゼロ」の表面のニット生地は、高密度に織られたハイデフィニション生地を採用しています。
ベルギーのメーカーが、この生地を織るために機械から新たに開発したという特別なものです。
マイクロテンセルを含んだニット生地表面は、まるで粉雪のような質感で、さすがと唸らせる滑らかです。

こちらの迫力のあるマットレスは「ボルケーノ」です。
この力と品を兼ね備えたダークブラウンのニット生地は、インドネシアの大手生地メーカーが開発したものです。
製造をお願いした時は、展示会の開催が数日後に迫っており、もう間に合わないかと一度は諦めたのですが、工場の皆さんが全力で作ってくれました。
ほんの数日前に生地が完成し、特急便で日本に輸送していただき、展示会の設営前日にぎりぎりで製品が完成しました。

当社得意のR型で作ってみましたが、製品の持つパワーがすごいです。
皆さんギョッとなって見られますね。
実は今回展示したこのベッドシステムには、もうひとつ画期的な秘密が隠されています。

ちょこっとだけ画像を載せておきますが、実はこの木製のフレームは内部にボトムスプリングを組み込んだ、ダブルクッションシステムになっております。
ダブルクッション用として理想的な特性を持つ、高密度スプリングユニットを採用しました。(詳細はまだ秘密です)
長年アイディアを温めていたのですが、今回親しい木工メーカーさんにお願いして作っていただきました。

こちらのギャッジタイプのマットレスは電動ベッド用に開発した製品です。
寝心地のいい電動ベッドが少ないとのことで、何とかできないかというご要望が多く、実験的に作ってみました。
厚みを増せば寝心地は向上するのですが、電動ベッドとしてスマートな外観にしたいと考え、ロータイプのポケットコイルと高機能ウレタンを組み合わせて薄手に仕上げています。
寝心地を確かめられた方からは、かなりの好評をいただいております。
今年の展示会もいよいよ明日が最終日です。
お時間のある方は、ぜひ会場で製品を体験していただければと思います。