東京スプリング工業 オフィシャルブログ

東京スプリング工業 オフィシャルブログ

国内工場でコイルスプリングからマットレスまでを一貫製造している東京スプリング工業の日々を綴ります。

 

会社のイチョウの紅葉が見頃になっています。

今年は暑かったせいか一際鮮やかですね。

 

現在の工場は1991年に建てたものですが、その前は小学校の土地でした。(現在は近くに移転)

学校当時のイチョウの木を何本か残しており、それらが紅葉して鮮やかな色を楽しませてくれます。

 

時折ここでお見せする桜の木は、工場を建てた30数年前に自分たちで植えたもので、それが今は直径が50センチもある大きな木に育っています。

春は桜の花、秋はイチョウの葉が皆の目を楽しませてくれます。

 

イチョウは美味しい銀案も生りますが、一方で落ち葉もかなりの量になります。

この季節は落ち葉の片付けが、毎日の仕事にもなっています。

 

お陰様で「アジア・ファニシング・フェア2023」も無事終わらせることができました。

皆様ありがとうございました。

多くの来場者の方々とお話して、たくさんの情報を得ることができて、大変貴重な時間となりました。

国内のみならず、海外の方々からのお話も多く、昨年までと違う傾向を強く感じました。

皆様、弊社製品の品質をとても高く評価してくださり、外国の方々からまでお褒めの言葉をいただき、製造者として感激いたしました。

次回展示会に向けて、あっと驚く商品開発をしていこうと、今から張り切っております。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

東京ビッグサイトで開催中の「アジア・ファニシング・フェア2023」は2日目を終了しました。

昨日、今日と弊社ブースにお出でくださった皆様、ありがとうございました。

お陰様で大勢の方々とお話しすることが出来、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。

 

ここで今回展示会に出品した製品群をご紹介いたします。

練りに練って作り上げた力作を取り揃えております。

お陰様でご来場いただいた皆様には大変好評で、本日も「今回の展示会でもっとも欲しいと思った」というお褒めの言葉をいただきました。

また海外の方からも、これ程のものを本当に日本で作ったのかと驚きの声をいただきました。

まだ参考出品のプロトタイプですが、今後の弊社の製品展開の方向性をお見せすることが出来たかと考えております。

 

こちらは今回の出品物を代表するモデルで、現在考え得る限りの最上級の製品を目指して作り上げた「ベルジウム」です。

マットレスの厚みが48センチある超ド級のボックストップタイプのマットレスで、品質、寝心地ともに最高峰にふさわしい出来になっております。

上に横になられた方は皆さん「うわー・・」と感嘆の声を上げられます。

 

表面の生地には、ベルギーの生地メーカーの開発した、組成率ほぼ100%オーガニックコットンという超高級ニット生地を採用しました。

今までもオーガニックコットンの入った生地はありましたが、こちらは内部まですべてオーガニックコットンが使われている特別なものです。

ベルギーのメーカーからは、本当にあの生地を使うのかと驚かれ、「ベッドに使うとしたら恐らく世界初だ」と言われました。

当然非常に高価な生地ですが、とにかく質感が素晴らしく、最高峰にふさわしい品格を備えています。

 

 

上は「アワーグラス・ゼロ」(プロトタイプ)です。

現行のアワーグラス3兄弟とは別の、新たなシリーズとして開発したモデルです。

内部には新設計のアワーグラスポケットスプリングに、バイオマスフォームなど新しい素材をふんだんに投入しております。

 

「アワーグラス・ゼロ」の表面のニット生地は、高密度に織られたハイデフィニション生地を採用しています。

ベルギーのメーカーが、この生地を織るために機械から新たに開発したという特別なものです。

マイクロテンセルを含んだニット生地表面は、まるで粉雪のような質感で、さすがと唸らせる滑らかです。

 

 

こちらの迫力のあるマットレスは「ボルケーノ」です。

この力と品を兼ね備えたダークブラウンのニット生地は、インドネシアの大手生地メーカーが開発したものです。

製造をお願いした時は、展示会の開催が数日後に迫っており、もう間に合わないかと一度は諦めたのですが、工場の皆さんが全力で作ってくれました。

ほんの数日前に生地が完成し、特急便で日本に輸送していただき、展示会の設営前日にぎりぎりで製品が完成しました。

 

当社得意のR型で作ってみましたが、製品の持つパワーがすごいです。

皆さんギョッとなって見られますね。

実は今回展示したこのベッドシステムには、もうひとつ画期的な秘密が隠されています。

 

ちょこっとだけ画像を載せておきますが、実はこの木製のフレームは内部にボトムスプリングを組み込んだ、ダブルクッションシステムになっております。

ダブルクッション用として理想的な特性を持つ、高密度スプリングユニットを採用しました。(詳細はまだ秘密です)

長年アイディアを温めていたのですが、今回親しい木工メーカーさんにお願いして作っていただきました。

 

こちらのギャッジタイプのマットレスは電動ベッド用に開発した製品です。

寝心地のいい電動ベッドが少ないとのことで、何とかできないかというご要望が多く、実験的に作ってみました。

厚みを増せば寝心地は向上するのですが、電動ベッドとしてスマートな外観にしたいと考え、ロータイプのポケットコイルと高機能ウレタンを組み合わせて薄手に仕上げています。

寝心地を確かめられた方からは、かなりの好評をいただいております。

 

今年の展示会もいよいよ明日が最終日です。

お時間のある方は、ぜひ会場で製品を体験していただければと思います。

来週11月15日より東京ビッグサイトで開催されるアジア・ファニシング・フェア2023の出品物を鋭意製作中です。(展示会について詳しくは弊社ホームページの「最新のお知らせ」をご覧ください)

今年も他にない特殊なものを出すべく、ぎりぎりまで仕様を考えて、納得がいくまで作り直しています。

当社ならではの画期的な製品を出そうと頑張っております。

乞うご期待ください。

 

先日テレビを見ていたところ、弊社の製品が映りビックリしました。

2023年9月13日に放映した「林修のニッポンドリル」という番組で、山手線の特集があったのですが、五反田のディープスポットということでTOC(東京卸売りセンター)が紹介されました

その際に弊社得意先の新井家具店様の東京ショールームらしき映像が映り、弊社「ボルネオ」が(一瞬ですが)アップで映りました。

 

「ボルネオ」を選んでいただけたとはお目が高い(笑)

確かに数あるマットレスの中でも、もっともディープな製品のひとつかもしれません。

あのマットレスはほとんど手作りの凝った構造で、生地も特注で作っていただきました。

その贅沢な寝心地に驚かれる方も多いです。

番組は今ならTVerで見られるようなのでぜひご覧ください。

1時間3分台に(一瞬ですが)流れます。