東京狭小住宅 -2ページ目

東京狭小住宅

無謀にも年収400万円代で建築家と東京に家を建てる。と決めた30代後半元雑誌編集→現WEB編集者による小さなマイホーム購入記録

東京狭小住宅-あおがいい
会社で異動があり、更新が滞ってしまった。
実は、現実の住宅計画で書きたいことはやまほどあるのだが、
なかなか、リアルタイムまで更新が追いつかない。

で、表題の件であるが、これは本ブログ、はもとより住づくりを検討する前に必ず手に入れようと
考えていた、デジタルカメラの話。

RICOH GR digitalと言えば、言わずと知れたコンパクトカメラの最高峰だ。
正直いって、いまだ使いこなせていたのだが、写真をコンテンツとしたいわゆる散歩や写真のブロガーたち
のユーザー率が非常に高いカメラではある。

雑誌編集者でも本カメラの使用率はおそろしく高い。その理由はいくつかあるが、

1)コンパクトである。
→編集者自身で取材時に撮影することはほとんどない。撮影はプロの同行するプロカメラマンが撮るからだ。すなわち、誌面クオリティを必要とする、画はキレイだが大きく、重いデジタル一眼レフよりも、個人で持つのはそこそこ使えて携帯性の高い、いいコンパクトカメラが選ばれることが多い。いつも携帯できるフットワークのよいコンパクトカメラの代表といえば、キャノンのパワーショットG10。記者発表会などでもよく見かける。

2)広角である。
このカメラ最大の特徴であるレンズは広角28ミリのレンズ。今でこそ珍しくないが、ちょっと前までは28
ミリといえば、相当な広角で、幅の広い建築や、狭い室内の空間撮影等で、威力を発揮。さらにオプションのマクロレンズを使えば、20ミリの広角撮影にも対応。さすがに歪みやすくなるのだが、
建築用のカメラとしては、使い分けができるのでうれしい。

3)持っている人が少ない
定価は7万円、コンパクトクラスではかなり高い部類だ。イクシーでかぶることがあっても、GRを選ぶのは写真好きぐらいで、早々かぶるデジカメでないことが、所有する者に歓びを与える。

4)マニュアルカメラ
手前をハッキリうつして、背景をぼかす。くらい場所でも明るく写す、単なるコンパクトカメラでは偶然撮れても、狙っては撮れないこうしたこだわりの画を撮れるポテンシャルがある。

ズームがない、暗い場所が苦手、動画が撮れないなど欠点も多いが、それを補ってあまりある、カメラなのだ。










最近嫌いなCMの筆頭に挙げるなら、タマホームである。
その理由は2つ。

1)連呼
CMづくりの定番なのかもしれないが、商品名やサービス名を何の意味もなく連呼するものがある。
記憶に残るというのか、頭の中をグルグル回るというのか、
選挙カーと同じで、覚えてくれたらありがとう、的なノリである。さらに自分らしいもの、暮らしにこだわりを持つように今の時代に、20年前からまったくかわらない手法で
CMをつくるのそのセンス。クリエイティブのないCFほど無意味なものは、ない。

まったく高い予算をかけていったいなにをつくっているのだろう。

2)社長を全面に出す。
ユーモアかもしれないが、TVCMでは木村某が「タマちゃんです??」などといって、さりげなく企業名の由来(らしい)を語っている、のだが、それを知ってもっと寒く感じるのは私だけではないはずだ。

多摩だからタマではなく、社長の名前を冠しただけだったということ。別に社長が自分の会社を宣伝することはいいが、それって本当に見る方、聞く方のニーズに答えているだろうか?

個人的には残念な会社ほど、社長が出たがりである。と思っている。

3)イメージ優先のTVCM
不況まっただ中の広告業界にあって、それでもTVでは住宅メーカーのCMを毎日のように流している。こんな時代になっても数千万円の費用がかかっても、住宅は宣伝しないと売れないもののようだ。なのに、せっかくつくったCMは、どういうわけか意味不明なイメージ広告ばかり。こんなものつくるくらいなら、もっと有効活用できるだろうと思う事もある。

このメーカーさんで建てられた人がいたら、ごめんなさい。こればっかりはラーメンと同じ。好みによって、も違うので、個人的な感想です。

どういう訳か、総武線・中央線の呪縛から逃れることができない。
それは、小、中、高、大の16年間にも亘って続き、その後引っ越した先もなのだから、相当なものだ。僕の人生の何分の一かは黄色とオレンジの電車の中である。

住みたい街ナンバー1の某駅から離れていいないのに、えらくジミな街。お隣のメガタウンの喧騒をよそに、いい感じに週末をすごせる素敵な街でもある。天然酵母パン、有機野菜、食に関しても、知る人ぞ知るその道のオーソリティが揃っている。

5年という時間を過ごし、愛着をもったこの街を離れることになるのは寂しい。だから、家探しの初期は今の近隣の物件を探したりもした。そうして現実を知ることになる。

このあたりの賃貸相場は前出のように沿線に比して決しåて高くない。しかも僕のように駅から15分も歩くことを受け入れれば、2LDK12、13万といったところも珍しくない。そんな場所で入居した今のマンションは、いわゆるデザインマンションである。オートロック、RC打放し、ワンルーム、ホテルのような日当たりの良い浴室、オール電化…そして庭。1フロア1世帯なので、隣家の音も気にならない。中層でありながら、南北を見渡し、夜景を楽しむにも十分で、視界の抜けの良さが気に入っている。管理費込みの十万なかばという金額は決して高くないとも思っていた。だからこそ家探しもその延長線上でイメージしていた。

しかし、甘かった。2LDKの中古マンションの相場は2000万円代ではなかなか見つからない。たまにあってもそれは自分の年齢を越えるようなヴィンテージである。というか、あと何年住めるの?である。新築ともなれば、6000万台もちらほら。

さらに、マンションとなれば、毎月のローンのほかにも修繕積み立て金、管理費、駐車場なんてものがかかる。ご近所の建売住宅は間口が5メートルもないような物件でも7000万!!なんて値をつけている。

「ナイな…」比較的早い段階でその答えは出た。
では、どこなら買えるのだろう。都心から離れれば相場が下がるのが一般的だが、このあたりの事情は違う。人気タウンではこれよりも条件は厳しくなるのだ。

その先へ、、、。。うーんここから先はなぜにこれほどまで田舎に来た気持ちになるのだろう。正直家探しの情熱が覚める思いがしたが、あたってみた。中古マンションなら確かに検討できうる相場だった。

そもそも、僕らの家探しはには最低限の条件があった。1)子供部屋の確保。2)変わった間取り(テラスが欲しい) 小分けの部屋がたくさんある間取りではなく、家族の気配が感じられるおおらかな空間だったり、視線を気にせずくつろげるテラスやウッドデッキがあるような空間だ。これには今住んでいる部屋のよくも悪くも影響があるし、オープンカーを3台乗り継いだこともなんらかの影響があるかもしれません。もやしっ子のくせにお日様のもとで暮らしたいのだ。そんな物件を探し始めた。