黒船稲荷神社
こちらも家と家の間に挟まるように鎮座している小さなお稲荷様。
平岩弓枝 の江戸小説で出てきていた、江戸時代の庶民に親しまれていた神様です。
鶴屋南北がなぜ、ここに住んだのか?
わからなかったのですが、今戸神社には沖田総司を診た医師が住んでいたり、昔は神社に住むことが結構あったんでしょうね。ちょっと羨ましい。
鶴屋南北は、下積み30年間、という気が遠くなるような時間の末に大成した、物語のヒットメーカーであり、宣伝マン、そして名プロデューサー。
こうしてみると、彼にとっては下積みの30年が、本当に糧になっていたのか。よくその期間、我慢できたな、と思います。