どうして私たちは、
こんなにも苦しいのでしょう。
どうして私たちは、
こんなにも悲しいのでしょう。
どうして私たちは、こんなにも怒るのでしょう。
私たちには
目があり、見る事ができます。
耳があり、聞くことができます。
見たとき、あなたは
ただ事実を見ていると感じます。
しかしながら。
それは、
あなたのオーラフィールドを通した
あなたのエネルギーフィールドを通して
感じた事実だったりします。
そして、
それがあなたにとっての真実となり、
確信となり、
思い込みに変化していきます。
雨だった昨日、
優しい30代の男性がいらっしゃいました。
初めてお会いする方で、
とても知的なご職業を持たれております。
彼は、会社に2年ほど好きな女性がいました。
いつも自分に親しげに挨拶してくれていて、
時々会社帰りに、一緒にご飯も食べていた。
彼女も自分の事を、
かなり気に入ってくれているハズだ…
彼女の誕生日に、
付き合って欲しいと言おう‥
共通の友達から聞きだし、
彼女の好きなブランドの
高価なアクセサリーまで購入した。
しかし、
誕生日が近づいたある時を境に、
彼女は目があっても
視線を外すようになりました。
素っ気ないというか…
あからさまに、
自分を避けるような感じを
受けるようになったのです。
『絶対、彼女は自分の事を嫌いなんだ』
その事実に
最初は、彼はとてもショックを受けました。
しかも自分には冷たいのに、
共通の友人とは、
最近よく楽しそうに話している。
とても傷つき、辛く、悲しみに陥った彼の心は
怒りへと変化しました。
『なんで、自分は彼女に嫌われ、避けられなければならないんだ』
自分は彼女に、高価なアクセサリーまで買って
喜んでもらおうとしていたのに!
避けることはないだろう。
目をそらすなんて、あまりに酷い。
しかも、アイツとはあんなに話して…。
会社では、もちろんそんな想いはおクビにも出しませんでした。
でも。
家に帰ると。
彼女の理不尽な態度が頭から離れず、
腹立たしさと、怒りと、苦しみでいてもたっても居られない。
思わず、彼女にラインを送ってしまった。
『君が僕を避けているのは知っている。好きにすればいい』
『でも酷すぎないか。正直傷ついた。』
『君に好きな人がいたとしても、僕を避ける理由にはならないのではないか。』
彼女からの返信は
『あなたの事が好きでした』
彼女は、共通の友人から
自分の誕生日に誘ってくれそうな事、
高価ブランドのアクセサリーを
プレゼントされちゃうかもよー
と
聞いておりました。
告白されそうだと、感じました。
強く彼を意識するようになりました
男性として。交際相手として。
そして結婚とかもあるかもしれない相手として。
好きなんだと気づいた途端、
目を合わせることが、少し恥ずかしく。
二人きりの空気感も、なんとなく照れてしまい。
なんとも思っていない人とは、平気なのに。
『あなたのことは好きでした』
『でも、あなたの怒りに満ちたラインに、私の知らなかったあなたの側面を見た気がします。なんで私、あなたにキレられないといけないの?』
彼は、その時に初めて気がつきました。
自分が思い込んでいたこと。
絶対に事実だと確信し、
それが誤解であったこと。
そして今、このラインで
彼女から本当に愛が失われた事。
本当のショックと挫折感と
自分を責める気持ちから、解放されようと
初めてこちらに訪れて下さいました。
わたし達は、
目で見て事実と脳で認識する過程で、
必ず自分のエネルギーフィールドを通過します。
エネルギーフィールドはオーラとも言います。
ご自身の想念体系です。
それは、
自分の経験を通過することであり
自身のトラウマや想いを通過することであり、
自身の夢や願いを通過することになります。
自身の過去生体験を通過することになります。
目があり、見て、
耳があり、言葉を聞きます。
それを事実と感じる
その前に、
自分というフィルターを通るのです。
五感を元に判断をしている間は、
本当に中立な真実は、驚くほど見えてきません。
五感をOFFにした時にしか
中立なる真実は感じ取れません。
それが、ハイヤーセルフとの感応に
他ならないのです。
沢山の瞑想が流行っております。
聞こえた、見えた、感じたと
導入は
五感に重きを置いても良いかもしれません。
でもそれだけでは、
本当のアクセスには至りません。
あなたが今日も、穏やかでありますように🍀
あなたが今日も、美しくありますように🍀
あなたが今日も、光の喜びにありますように🍀
北原愛子✨