eternal songs。 | 東京プリン 牧野隆志オフィシャルブログ「ガンと感謝と東京プリン ステージⅣからのスタート」Powered by Ameba

eternal songs。

ちょっと変わったライブに行ってきました。

昭和50年代に流行った歌謡曲を中心に
歌手が一曲ずつ歌っていくというコンサート。

トップバッターは松崎しげる「愛のメモリー」
2番目は平松えり「部屋とYシャツと私」・・・という具合に
20人のアーティストが登場して淡々と進んで行きました。

順番はお客さんは知らないので
曲が終わってスクリーンに次のアーティストの紹介があると
そこで歓声がわく。

「おーーーーっ」という声や
「待ってました的な拍手」とか
「あーーー、懐かしいね的なため息」とか
いろいろあって面白かったです。

他のアーティストは
小坂明子、石川ひとみ、大橋純子、中西圭三、小野正利、
BORO、藤田恵美、ブレッド&バター、五十嵐浩晃、欧陽菲菲、
Class、サンプラザ中野、もんたよしのり、タケカワユキヒデ、鈴木聖美、
SHOGUN、田中雅之、渡辺真知子、他のアーティストは以上合計20アーティストでした。(敬称略)

うれしかったのはタケカワユキヒデさんの「銀河鉄道777」
アニメは一度も見たことはないのですが
この曲が僕は大好きでなんか勇気が出るんです。
演奏がゴダイゴだったらもっと涙ものだったと思う。

この世でSHOGUNを生で見られるとは思わなかった。
生きててよかった。
僕もSHOGUNも。
何か最近、そんな事をふと思ったりします。

渡辺真知子さんていうのはとてもファンキーな人だったんですね。
僕の記憶の中ではしなやかに唄うイメージだったんですが
実際はオーバーアクションでステージを所狭しと走り回り
歌い終わったあとは吠えるように去っていきました。
会場にはざわめきが・・・。
面白い人だったんですね。

60年代の歌手もいましたがだいたい、僕が高校、大学時代に流行った曲が
多かったように思います。
想い出っていい加減なもので20歳を越えてから聞いたのに
高校生の時に聞いたような記憶があるのは不思議です。

次々に登場する唄を聞きながらなぜか切なくなりました。
理由はなんでしょう。
その頃の自分がいとしいのか、恥ずかしいのか、
今の自分が昔の自分に誇れるような人間になってないからなのか、
単なるノスタルジーなのか、複雑な気持ちでした。

いづれにせよ多感な時期にいろんな曲を聞いていると
老人になっても曲が流れてくるとその瞬間が蘇ってくるような気がします。

80歳くらいになって聞くとどんな気持ちになるんだろう。