思い込み。 | 東京プリン 牧野隆志オフィシャルブログ「ガンと感謝と東京プリン ステージⅣからのスタート」Powered by Ameba

思い込み。

注射の時に医者から「痛いですよ」と云われるのと
「全然痛くないですよ」と云われるのとでは
感じる痛みが違うことが外科医師の研究グループに
よって証明されたらしい。
「痛くない」と云われた方が3割ほど痛みが
軽減されるそうだ。

ん?僕は逆かも。
10年前に初めて胃カメラを飲むことになった前日、
仕事場でさんざんみんなから苦しいと脅され、
当日駅から病院までのタクシーの中でも運転手さんに
「胃カメラですか、私は二度といやですね、あんなに
いやなもんはないですねぇ」とここでも脅され
病院でも看護婦さんに「覚悟はいいですか」と云われ
さぞかし苦しいもんだろうと思って臨んだ胃カメラ。

実際飲んでみたらそうでもなかった。
確かに苦しいことは苦しかったがあれだけ脅され、かなりの覚悟をしていたので
飲んでる最中も「もっともっと苦しくなるはずだ」と思ってるうちに
終わってしまっていた。
もし「胃カメラなんてたいした事ないよ」と云われていたらきっと想像以上に苦しかったと思う。

多分注射も同じじゃないかな。「痛いよ」って云われて力が入って筋肉が収縮して痛くなるという
物理的なものなら話は解るが、精神的なものなら「痛いよ」って云われた方が僕はいいかも。

行列の出来ているラーメン屋に一時間以上並んで、さぞかし美味いんだろうなと思ったら
たいしたことないやん、おいしいのはおいしいけど、こんなに並ぶ程じゃないだろう、みたいな。
ちょっと例え違う?

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