NHKより。
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10代少女監禁事件 室内にカメラ設置 日常的に虐待受けたか
2026年5月13日17:27
ことし1月、東京都内の住宅で知的障害のある10代の少女を鍵付きの扉が設置された押し入れの中に数日間監禁したなどとして40代の両親と20代のきょうだい2人が逮捕された事件で、室内にカメラが設置され、少女が監禁場所に押し込まれる様子などが写っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
警視庁は日常的に虐待を受けていた疑いがあるとみて調べています。
捜査関係者によりますと、東京都内に住む40代の母親と父親、それに20代のきょうだい2人はことし1月、自宅で当時中学生だった知的障害のある10代の少女を押し入れの中に数日間監禁したうえ、その間複数回にわたって両手足に器具をつけて拘束し、低体温症にさせたなどとして逮捕されました。
少女が監禁されたとみられる場所は、押し入れの下の段に板が張られ、鍵付きの扉が設置された高さ82センチ、幅1メートル72センチ、奥行き80センチのスペースだということです。
ことし1月下旬に母親から「娘の体が冷たい」と119番通報があり事件が発覚したということですが、警視庁のその後の調べで、室内にカメラが設置され、少女が監禁場所に押し込まれる様子などが写っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
少女は数か月間のうちに同じ場所にたびたび監禁されていた疑いがあるということです。
少女は現在は快方に向かっていますが、母親からの通報を受けて病院に搬送された当時は体重が30キロ台の低栄養状態で、骨折の痕やあざが複数あったということで、警視庁は日常的に虐待を受けていた疑いがあるとみて調べています。
捜査関係者によりますと、両親は調べに対し容疑を一部否認しているということです。
また、きょうだい2人のうち1人は容疑を認め、もう1人は「何も話したくない」と供述しているということです。
【児童相談所 “虐待疑い”通告受けるも 保護は事件発覚後】
今回の事件をめぐり、児童相談所や学校はどのように対応していたのか。当時の状況が取材で見えてきました。
捜査関係者によりますと、事件が発覚したきっかけはことし1月28日の母親からの119番通報でした。
ただ、その2日前の1月26日に一般の人が「虐待の疑いがある」として、児童虐待の相談を24時間受け付ける全国共通の専用ダイヤル「189」に電話し、児童相談所に通告していたといいます。
一家が住む地域を担当する児童相談所はNHKの取材に対し、1月26日に通告を受けていたことを明らかにしたうえで、少女を保護したのは通告の3日後、事件発覚の翌日だったと説明しています。
全国の児童相談所では、虐待の通告を受けてから原則48時間以内に安全確認を行うことになっているということですが、通告から保護するまでの間に職員が少女や両親らに接触することはありませんでした。
また捜査関係者によりますと、通告を受けたことについて児童相談所から警視庁への連絡はなかったということです。
今回の対応について児童相談所の所長は「本来は通告の48時間以内に安全確認を行うべきだが、今回は通告時の状況を受けて、家族の訪問の受け入れが円滑になるよう、3日後の1月29日に日常的に関わる別の関係機関と一緒に訪問することにしていた。29日に少女を保護し安全を確保したが、事件が起きたことを重く受け止めている。今後、警察と連携しながら必要な対応を尽くしたい」とコメントしています。
【中学校 3年間通わず “毎月接触を試みてきたが…”】
捜査関係者によりますと、少女は当時中学生でしたが、3年間学校に通ったことはなかったといいます。
中学校の関係者によりますと、担任の教員などが毎月家庭訪問や電話での連絡を続けていて、去年4月には少女と初めて電話で話すことができたということです。
その時は学校に行くと話していたものの、その後家族から電話で「体調不良で行けなくなった」と連絡があり、結局登校することはありませんでした。
そして事件が発覚する前の月にあたる去年12月の家庭訪問では少女と初めて対面しましたが、細身ではあったもののあざなどは見当たらず、虐待の疑いには気づかなかったということです。
この関係者は「学校としては毎月接触を試みてきたがこうした事態になり、どこかで気づくことができなかったのかと自責の念に駆られている」と話していました。
【専門家 児童相談所の対応に指摘 “速やかな安全確認が優先”】
認定NPO法人「児童虐待防止協会」の理事長で児童相談所での勤務経験もある才村純さんは、今回の児童相談所の対応について「虐待の通報があった場合は、48時間以内に直接子どもに会って安全確認を行うべきだ。ほかの関係機関と一緒に訪問することは大切だが、それよりも速やかな安全確認が優先であり、人員が確保できないなどの事情がある場合は警察や行政に情報を共有して対応することも1つの選択肢だった」と指摘します。
また少女が3年間学校に通っておらず、担任の教員などが接触できていなかったことについては「不登校で家族とも連絡が取れない場合、本人の意思ではなく家族が登校させていない可能性がある。虐待を受けている可能性も考えられるので、長期間にわたって連絡が取れないのであればその時点で児童相談所に相談してもよかったのではないか」としています。
そのうえで「低栄養状態や床ずれは長期間の虐待によって生じることが多く、一刻を争う深刻なケースだ。こうした事態を防ぐため、関係機関がこれまで以上に連携して虐待の早期発見や保護に取り組む必要がある」と話していました。
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これはうちと一緒。
うちは外出させてくれない。
反抗すると警察に駆け込んで息子から暴力を受けているといい市役所から高齢者虐待と認定されたり、措置入院されたりする。
こういう親は実名報道にすべし。
若い子どもを床ずれにさせるなんてことがあっていいわけがない。