世界の贅沢なホテルの名前を挙げなければならないとすれば・・・
【ニューヨーク】では・・・
「フォーシーズンズ」「セントレジス」「ペニンシュラ」「マンダリン・オリエンタル」「リッツ・カールトン」、
そして「プラザ・アテネ」「カーライル」「ピエール」「ザ・ウォルドルフ・タワーズ」など。
【パリ】では・・・
「オテル・リッツ」が極上で、「オテル・ブリストル」、
「フォーシーズンズ・ジョルジュサンク」「オテル・ムーリス」「オテル・ドゥ・クリヨン」「オテル・プラザ・アテネ」。
【ロンドン】では・・・
「フォーシーズンズ」「サボイ」「クラリッジス」「レインズボロー」「マンダリン・オリエンタル・ハイドパーク」
【ミラノ】では・・・
「フォーシーズンズ・ミラノ」と「ブルガリ・ミラノ」、そして「パークハイアット・ミラノ」
先述したホテルは、ラグジュアリーホテルといわれる類のもので、俺のお気に入りのデザイナーズホテルなどは列記していない。ファッションピープル(世界各国のモード誌の編集長クラス)が宿泊するホテルもほとんど決まっていて、ミラノでは先述したようなホテルが定宿で、パリでは先述したようなホテル以外であれば、「ホテル・コスト」であったり、俺のお気に入りのオスカー・ワイルドが住んでいた「ロテル」も有名だ。ニューヨークの場合は、ホテルの数が多いので、一概には言えないと思うが。
ドバイにある全室デュープレックス・スイートのホテル「Burj Al Arab」も有名だが、1度くらいなら宿泊してもよいと思うのだが、2度目以降のリピートはないだろうね。アラブという国そのものに、魅力が感じられないから。
随分と前置きが長くなってしまったが、数年前のブログからずっと取り上げてきたドバイの「アルマーニホテル」がもうすぐ完成のようだ。また、ミラノの「アルマーニホテル」は現在建設中だ。それと並行して、「アルマーニ・レジデンス」の建設が、ドバイとエジプトで着々と進行中なのである。
コンセプトストアとして、東京の「アルマーニ/銀座タワー」に続いて、今年はニューヨークに「アルマーニ/フィフスアヴェニュー」もオープンし、アルマーニストーリーの最終形として、残すところはホテルのオープンだけになった模様だ。ドバイ、ミラノのオープン後は、将来的にロンドンやニューヨーク、東京に「アルマーニ/ホテル」が出現する日も近いのではないだろうか。
モードブランドのホテルは、すでに「ブルガリホテル」「ヴェルサーチホテル」「フェラガモホテル」などは存在しているのだが、話題性や世界規模から判断すれば、比較にならないくらいスケールの大きさを感じ得るのだ。アルマーニ本人は、燃え尽き症候群とは無縁だと思われるが、いろんな意味で、“最先端”を語るとするならば、アルマーニほど“動き”のあるブランドは見当たらないのだ。
20年前くらいに、ラグジュアリーなファッションブランドの中でいち早くカフェをオープンさせ、レストラン、バー、ショコラ、モバイル、インテリア、家電ほかに至るまで幅広く手掛け、世界に名だたるミュージシャンをはじめ、さまざまなコラボレーションを実現させてきたのである。
先述したとおり、世界がワクワクさせられるようなラグジュアリーブランドは、他には存在しないと思われるのだが、話題性作りではもうひとり、「トム・フォード」という希有な天才デザイナーも存在する。世界的に、アルマーニの「後継者問題」がどうなるのかが注目されているとはいえ、この2人の天才デザイナーの動向は、二人が生きている間は、見逃せないだろうね。
先月、日本では、ソフトバンクより「エンポリオ・アルマーニ・フォン」(写真:上)が発売になったばかりだが、俺が気になっているのは、やはり一番最初に発表になった「ジョルジオ・アルマーニ・フォン」(写真:一番上から2番目と3番目)の新しいデザインのモバイルだね。
また、今週末のハロウィンに向けて、世界中の「アルマーニ/ドルチ」のショップにおいて、ハロウィン限定のパッケージ(写真:上)で売り出されているのだ。
「Hotel Costes Vol.12」(写真:一番上)をBGMに、シャンパン片手に、ハロウィン限定の「ARMANI/DOLCI」のショコラの組み合わせが、今最も旬で、クールな秋の夜長の過ごし方なのかも知れない。
*本日のブログは、「お薦めイヴェント」というより、「オススメの秋の夜長の過ごし方」とでもいえるのかな。
Have a nice day !