仕事が忙しくなかなかブログが書けずにいました。火曜日に荒川コミュニティカレッジで受講してまいりました。今回は区内活動紹介ということで、荒川区内で活動する様々な団体の活動内容や、運営に関する苦労やコツなどを、団体の方から聞くという試みでした


開講に先立って校章を受け取りました。あまり使わないかもしれないけど?


今回は35サポネットin荒川という35(産後)の子育てサポートのボランティア団体、NPO法人荒川高年者クラブ連合会という老人クラブ、荒川区少年団体指導者連絡会という青少年団体、荒川区商店街連合会青年部という商店街の組合の方々からお話を伺いました


あまり大勢の前でお話をされるのに慣れてない方もいらっしゃって、一団体10分以内の持ち時間でしたが緊張されたり、とりとめもない話になったりしていました。私なら1時間ぐらい話せるのですけどねえ(笑)


その後はグループごとの席に回ってお話をされたのですが、この方が有意義でした。35サポネットの方は活動について熱く語られていました。やはり人を動かし、惹き込んでいくには、こういった熱さが必要なのでしょうねえ。活動を持続させ、拡げていくには情熱が必要なことを感じました。地方から来て荒川区に所帯を持った方々は親や身内が近くにいないから育児をサポートしてくれるこういった団体は必要だと思います


荒川区高年者クラブ連合会は老人クラブとしては全国で唯一NPO法人となった団体だそうで、ITを利用したり先駆的な試みを取り入れているようです。また荒川山吹ふれあい館を指定管理者として運営されているので、そういった面でもお話を伺えたのは有意義でした。理事長の芳賀さんは西尾久で町会長を兼務されており、手帳を見せていただいたら予定がびっしり。しかも色分けされていてご自身で作成されたとか。80歳を超えてらっしゃると言うのに精力的、意欲的且つマメであるという。リーダーたる者かくあるべきという感じで勉強になりました。

荒川区少年団体指導者連絡会はお若い二人。脈々とこういった活動が若い世代と受け継がれてきたことに感動しました。団体の活動としてはもっとPRも必要かなとも思ったのですが。競合する活動も多いでしょうし地域の先輩、後輩や近所の付き合いというだけでなく、もっとPRが必要なのではないかと。これからも頑張って欲しい活動だと思います


荒川区商店街連合会青年部の方は商店街の今後のあり方を模索されているようで、他区と比べ活気があるように見える荒川区の商店街も需要が減っているようで悩みが尽きないようです。お話をされた方はコミュニティカレッジには商店街のイベントのお手伝いをしてくれる方が育って来ることを期待されているような話しぶりであったと思うのですが、それは違うように思うのですよね。


商店街のイベントを言われるがままお手伝いをする人材ではなく、商店街に提言をしたり、企画を共催するなど、そういった人材や団体を育成するのがコミュニティカレッジの役割だと思います。商店街も特化することも良いのではという提言に、店主も専門知識を得てオタク化しないと難しいとか、コンサルタントに難しいと言われたとかおっしゃって他のですが、荒川区には日暮里繊維問屋街、今は無き駄菓子問屋街、町屋もんじゃ。三河島コリアタウンなどの個性的な地域やジョイフル三ノ輪のように都電と連携できる地域もあったり、恵まれた環境を活かしきれていないような感じもあります


谷中銀座のように観光地として立地していないということも仰ってましたが、観光地として開発の余地もあるでしょうし、砂町銀座のように観光地でなくとも頑張っている商店街もあります。固定観念にとらわれないアイディアは必要でしょうし、これはダメと決めつけるよりチャレンジ精神は必要なのではないかと思います。商店街がバラバラにイベントをするのではなく、商店街が連携をしたイベントがあったほうが良いのではという提言には、強力なまとめ役が不在ということで、地域のしがらみみたいな物もあるのかと思ったのですが、リーダーシップが発揮できる人が育ってくると良いのですけどね


みなさん都や区から助成金をもらっているようで、資金面では苦労が無いのかな?自立していく上での資金作りや、その苦労などのお話が聞きたかったのですけどね


やはり活動には人をも惹き込む情熱と、強烈な行動力、リーダーシップが必要なことが実感として感じました。情熱を持って馬車馬のように邁進していかないといけませんね

終了後に感想と、お話をされた方々に一言というものを書くのですが、時間が足りなくて・・・一番最後までムキになってカツカツと書きまくっていたのは私だけでした。


同席された方たちと外に出てからご飯を食べに行ったのですが、色々な活動に興味を持たれているようですね。北区で観光マップを作られている団体のお話とか、南千住のイベントで台東区側にある山谷地区で宣伝したところ、外国人観光客がたくさん来たという話を聞きました。荒川区には成田空港に向かうスカイライナーの乗り換え駅日暮里もありますし、山谷の外国人バックパッカーを荒川区側に誘導できれば荒川区から世界に日本文化を発信出来るのではないかと考えます。また日暮里で行われたアジアンフードフェスタに参加された方も居ました。以前、日暮里駅前広場で行われたお祭りを見ると演歌にロカビリーなど、主催者の年齢構成や好みがもろに出ていて田舎祭りのような感じでぱっとしませんでした。若い世代がアジアフードフェスタに参画したように、若い世代の感性を地域のイベントに反映させていけるようにして頂きたいですね。


荒川区はいろいろと持っているのに宝を持ち腐れさせているように思えてなりません


次回のコミュニティカレッジはあさって火曜日。地域活動入門ということでどんなことを勉強できるのか楽しみにしています



東京ネイティブが語る東京の魅力


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