お受験帆走チームも終盤戦。

 

幼稚舎、白百合、聖心、暁星の合格で終わった人もいれば、

 

幼稚舎と早実の月曜日の発表で涙をし、

最後の横浜慶應初等部を待っていた家族。

 

グループラインの合否は書きませんが

個別には連絡をもらっていて、

幼稚舎と早実がダメだったけど、横浜慶應初等部の一次を通過したと!!

 

彼女は突然、横浜の慶應初等部について

熱く語り出しています。

 

どうしても、横浜の私鉄沿線の外れにある、

幼稚舎じゃない方の、負け組の慶應って思われがちだけど、

 

慶應の附属の中で、横浜初等部がどんなに素晴らしいかって話です。

 

天然芝の広いグラウンドや、校内の設備以外にも、

幅広い知識を小学生に詰め込むのではなく、与える教育方針。

 

どうしても、普通部や中等部がメインとされがちな、

慶應の中学、

その中でも、SFCがどれだけ素晴らしいかってことでした。

 

湘南とは名ばかりの、小田急線の山の中にある校舎。

東京から通学するのに、片道2時間はかかるらしい。

 

中学生に往復4時間の通学時間は、ただの無駄だし、

体力的にも負担がかかると言われているけれど、

じゃぁ、30分で通学出来る子は、

3時間の差は何をしているのか?って聞かれました。

 

どうせ、電話してるか、iPhoneいじっているか、動画見ているだけでしょう?

 

はい、長男を見ていてもごもっともなご意見です。

 

ずっどiPhoneとゲームです。

 

通学時間の4時間は、友達と喋ったり、

iPhoneをいじっているだけだから、

家にいてぐーたらしているのと同じ。特に変わりはないそうです。

 

そして、大学とのワンキャンパス。

あのど田舎の門をくぐると、世界は一変。

完全にインターナショナルスクールとなっているそうです。

創立30周年で、時は充分満ちて、

世の中(日本や世界)が、やっとSFCに追いついてきたそうです。

帰国子女も多く、教員や大学生と共に、世代を超えて、学べる環境。

男女の人数も完全に半々となり、スクールライフはそれはそれは楽しいものとなる。

(横浜の慶應初等部を目指す人は、中学の説明会も行っている)

 

中等部や普通部で学んで来た子たちと、大学で交わった時、

間違いなく、大きな差が生まれているのが、

ニューヨーク校とSFCの生徒だと期待をしている。

 

こんな感じの内容でした。

 

たしかに、令和的な学校選びで言うと、

農大稲花や都立立川国際もそうですが、

インターナショナルスクールを意識した、

ダイバーシティー構造の学校が人気がある。

 

中学受験でも、広尾学園や嘉悦と言った、

昔むかしは、バカ学校が、現在頭角を表しているのは事実ですよね。

 

私は、うんうんと最初は幼稚舎と早実の不合格を受け入れられない

悔しさを聞くしか出来ませんでしたが、

横浜慶應の一次合格の話をしてくれた(二次は既に3倍か4倍に絞られているから大丈夫らしい)

時、おめでとう!良かったねという気持ちと同時に、

なんか、モヤっとしてしまいました。

 

ごめんなさい🙏

 

でも、本当に頑張っていた家族だから、

その熱望している学校に、もうすぐ手が届くところまで来た、

もう、本当に応援していますし、

努力の結果が実ることを祈っています。

 

ただ、何度も言っているけど、

慶應とか早稲田がブランドじゃないと思うんです。

実際我が家が経験しているからこそ感じていることです。

 

その子供とご家庭に、価値ある学び(授業料)と対価が

お互いに学校と家庭にって意味で、

結びついてこその、ご縁というか、価値が生まれると思うので、

慶應だから、早稲田だからって考えでお受験するのは違うって、

私は改めて考えさせられました。

 

お受験塾の先生もこう書いています。

慶應って言っても、幼稚舎や普通部とは、全く違う学校なんですね。