早実と言えば、早稲田の中では亜流です。

 

早稲田実業というくらいですから、もともとは商業学校で

昔は専門学校程度の立ち位置でした。

 

早稲田グループに小学校が20年前に誕生しました。

教育学部を持つ早稲田大学が開校したのですから、

慶應へ勝負に出たと言っても過言ではありません。

 

幼稚舎と筑波を研究に研究をして開校したということは、

学校説明会を聞いて、すぐに感じました。

 

学校説明会は、早実初等部現地ではなく、

早稲田大学内の大隈講堂で行われます。

 

昨年の大河ドラマ「青天を衝け」でも大活躍した大隈重信の銅像に出迎えられます。

 

小学校の校舎で行われる幼稚舎より、

これぞ、大学附属!!という迫力もインパクトも最高で

希望とワクワクが止まらなかった瞬間でした。

 

勝手なイメージで申し訳ないのですが、

早稲田ってバンカラって言うじゃないですか?

なんか田舎くさいとか、ダサいとか。

 

先生方もスマートで、参加している保護者も品も良く

早慶だったら、「幼稚舎しか勝たん」って誰が言ってるんだ?

どの口が言ってるんだ?と思いましたよ。

 

本当に素敵な学校でした。

 

その後、国分寺キャンパスでの見学会にも参加しましたが、

小中高オールキャンパスの一貫教育の共学校。

 

都内では、名門共学ですと青学ぐらいだと思うんですよ。

 

青学も一応、チケット買って見学とか行きましたが、

青学よりも、立教よりも、暁星よりも、

躍動感というか、生命力というか、もう早実を見た後は

どの学校も心に響いて来なかったですね。

 

息子のお受験のタイミングは、まだ

清宮選手も早実高校に在学中でしたので、

すれ違っちゃったりするかもしれないという、

ミーハー魂で妄想が止まりません。

 

それからと言うもの、興味のなかった野球を見るようになり、

駅伝まで応援してしまう次第でした。

 

早実は文武両道を学校説明会でも掲げている通り、

学内で勉強面もしっかり厳しく指導&フォローも行き届いています。

 

勉強面で苦労している生徒に対しても、

先生以外、上級生のメンターに支えられながらサポートしてもらえます。

 

学外の通塾に関しても、

暁星や学習院は否定的ですが、

早実はそんな事もないので、

比較的に勉強もスポーツも自由にやり続けられますし、

何よりも、

幼稚舎や慶應横浜と違うところは、

小中が同じキャンパスで、しっかりと連携しているところです。

 

小中高の12年間を早実で過ごし、早稲田大学へ。

早稲田高校や高等学院にも負けない団結力で大学内でも活躍出来ると思います。