慶應には、幼稚舎と横浜初等部という2つの小学校がありますが、

この格差が激しい!!

 

まず、横浜初等部の方ですが、

中学は湘南藤沢中等部にしか行けません。

偏差値は65(四谷大塚)

 

湘南ってオシャレなイメージですが、小田急線の湘南台という、

ド田舎にあり、最寄りの湘南台駅からも更に山奥。

交通手段はバスで15分、歩くと1時間かかるそうです。

 

横浜初等部の生徒は4段階評価で主要5教科(英算国理社)で

1教科でも「C/D」が付いたら内部進学は出来ません。

内部進学が出来ない生徒は、勿論、外(公立)に行くしかありません。

※内部進学確定が2月となり、それから私立受験は難しい

 

一方、幼稚舎

 

同じく4段階評価でDが付いたら、

「普通部」は厳しいでしょうと言われ、

中等部もしくは、湘南藤沢中等部へ進学となり、

中学への内部進学漏れはいないそうです。

普通部偏差値64(四谷大塚)

中等部偏差値64(四谷大塚)

 

これが慶應内格差です。

 

横浜初等部は、小学校入試でペーパーも取り入れられているし、

いわゆる、「コネ」入学はほとんどいないと言われています。

 

試験の出来に関係なく、「コネ」で半数以上が入学している幼稚舎は

生徒全員に対して、慶應義塾附属中学は門を開いている。

横浜初等部に対しては、湘南藤沢のみ。

生徒の学力は、絶対に幼稚舎より横浜初等部の方が高いはず。

 

それなのに、この格差は一生変わりません。

 

これが、中等部と普通部のプライドなのでしょう。

「横浜初等部なんていう、亜流からの生徒はいりません。」

 

早慶って言ってもねー。

こんなにも格差があるんですよ。

 

明日は早実について書く予定です。

 

ちなみに、この本が面白すぎるので、

幼稚舎を目指している方は是非、お読み下さい。

 

 
お受験の最高峰としても知られる慶應義塾幼稚舎。入学すれば慶應義塾大学までエスカレーター式で進むことができることもあり、非常に高い人気を誇っている。しかし、その実態は謎も多い。本書の著者は幼稚舎の卒業生である。実際に通っていたからこそ語れる幼稚舎教育のすべてが詰まった一冊。

・やっぱり大金持ちの子供しかいない!?
・進学先の中学はどうやって決めてるの!?
・担任が6年間変わらないは、実際どうなの!?
・運動会ではクラス全員号泣!?

 

 

 

普通部とは慶應義塾一環教育の中学校である。男子校であり、卒業生はほぼ全て慶應高校、慶應大学へと進学する。普通部にさえ合格すれば、自動的に慶應卒業という学歴を得られるのである。しかし、普通部には義務教育期間である中学校でありながら、留年制度が存在しており、毎年留年者が出ているのが事実だ。しかも、2年連続留年となると退学処分となってしまうのである。普通部生は、内部進学者である幼稚舎卒業生と外部からの受験組で構成される。厳しい受験競争を勝ち抜いた外部生と幼稚舎卒業者との間では、歴然とした学力差が存在するのも普通部の大きな特徴だ。本書の著者は、普通部の卒業生である。幼稚舎から慶應に通い、今は会社員をしている。幼稚舎のことも、普通部のことも、自身の経験としてよく理解しているつもりだ。この本を読めば、普通部生の生活が一通り分かるようになっている。是非、受験前や進学前に読んでいただきたい。そして、後悔のない学生生活を送ってほしいと願っている。