コレってディスられていたのか、

羨ましがられていたのか?は分かりません。

 

みんなが遊んでいる中、

1歳から

毎日毎日、塾通い。

 

私の同級生はみんなお受験して、

母校や早慶、国立には入れているので

普通にお受験はするものだと思っていました。

 

夫は小中学校時代の同級生とは、

あまり会う機会がなく、

会社の同僚と一番仲がいいみたいなので、

子供をお受験話なんて、聞いた事がなかったらしいです。

 

しかし、実際にお受験してみると、

久しぶりに小中時代の友人や高校時代の友人、

大学、大学院、会社の友人

あちらこちらで会うので、

実際にお受験をしてみると、まあ普通にお受験はするもんなんだと。

 

そう、元々、我が家はマイノリティーの中にいたのでした。

 

そのアドバンテージを持ちながら、幼稚園受験も小学校受験も苦労したのは

 

「情報が足りなかった」

 

これに尽きます。

 

私が同級生から聞いていた情報は嘘ばかりで

幼稚園の園庭で繰り広げられているドラマも

戯言ばかりでした。

 

1歳から通っていた大手ではお客様ATM扱いされて

まともに相手にされていなかったのです。

振り返れば、この時期に通っていた個人塾は

もっとも無駄なお金と時間だったと思います。

 

そんな時に、渦の中から引き上げてくれたのは、

長年の親友でもなく、塾の先生でもなく、

個人塾で出会った、「異性の子供」のママ友でした。

 

年中になり、「個別」から小学校受験を意識した「集団」授業も増えていた個人の塾。

 

先生に預けてから約90分間フリーになるのですが、

他のママとは

ほとんど、入り口でご挨拶する程度です。

 

待ち時間はだいたい近くのカフェに行くか、

車の中で過ごしていたのですが、

5月のGW講習は集団授業で4時間くらいの長時間だった為

その頃、息子くんの中学受験真っ最中だった小学校時代からの友人とサラベスでランチをしていました。

 

偶然にも、個人塾の同級生ママとバッタリ会ったんです!

個人塾から30分くらい離れた距離だったので、

そんな所で会うなんて!

 

お互い、別の席でしたし、別の友人と一緒ですから

勿論、席は別です。

 

ただ、お迎えの時間は一緒だったので、

「先ほどは偶然でしたね!」なんて、

一言二言会話しました。

 

その翌日もGW講習です。

近くのスタバに行くと、また、そのママと会ったのです!

 

違う席に座るのもなんだし、

なんとなく、注文した飲み物を受け取り同じ席に座りました。

 

女の子のママでしたが、2つ下に弟さんもいて、

いつもは弟さんを連れてすぐに帰ってしまうのですが、

GW中はパパが面倒を見てくれていたそうです。

 

二年保育幼稚園受験も、その個人塾で一緒にしていたので、

会話は幼稚園受験の愚痴からスタートしました。

 

しかし、話しているうちに、

その女の子がとんでもない幼稚園の二年保育に通っていた事が発覚したのです。

 

それは、、、

 

我が家が不合格となった、大本命の暁星幼稚園です!!

 

女の子(Aちゃん)は二年保育幼稚園受験で

 

雙葉と白百合を受けていました。

 

結果はダメだったのですが、

男子校の暁星幼稚園が10人だけ募集している女の子の園児募集

 

追加募集が出たそうで、そこで暁星幼稚園を受験していたそうです。

 

しかも理由が、弟に有利になるかもという!

 

二年間の幼稚園生活でお姉さんを犠牲にして、

弟を暁星へ!

 

そんなテクニックがあったなんて!!

 

そして、個人塾以外にも大手や中小塾、他の個人塾、習い事もたくさんされてました。

 

どうやって時間を回しているの?

 

パパは開業医で忙しく、土日以外は

何も手伝ってくれないそうです。

 

話を聞けば聞くほど、自分が3年間やっていた事は

全て無駄だったという事が分かりました。

 

そして、そのママ友は大手Jの授業の取り方も教えてくれて

中小の先生、もう一人の個人の先生も紹介してくれるというのです!

 

どうやら、うちの息子とAちゃんは相性が良いらしく、

一緒に切磋琢磨して小学校受験を乗り越えられる

パートナーになれるのではないか?と前々から思ってくれていたみたいで

その提案をされました。

 

お受験に一緒に走って励まし合う、パートナーが必要なんて、

全く知りませんでした。

 

全員がライバルだと思っていたからです。

 

Aちゃんのママが言うには、

月齢の近い、異性のお受験パートナーは貴重な存在なんだそうです。

 

視界が開けた瞬間でした。