医師がすすめる 足のむくみのチェック法

足のむくみは、女性に多い症状です。長時間同じ姿勢で立ったり座ったりしていると、足に血液がたまりやすくなり、むくみが起こります。また、妊娠中や更年期障害の女性も、むくみになりやすい傾向があります。

足のむくみは、見た目にも気になるし、放置しておくと、関節の痛みや冷えなどの原因にもなります。そこで、今回は、医師がすすめる足のむくみのチェック法をご紹介します。

チェック方法

足のむくみをチェックする方法は、とても簡単です。足のすねの「弁慶の泣き所」の内側を、指の腹で10秒押します。指を離したとき、皮膚がへこんだままの場合は、むくみがあると考えられます。

弁慶の泣き所とは?

弁慶の泣き所とは、足のすねの裏側にある、膝の皿から下約20cmのところにある骨の出っ張りです。

むくみのひどさのチェック方法

指で押したアトが、10秒以上消えない場合は、むくみがひどい状態です。また、足が冷たい、重い、痛いなどの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

むくみの予防方法

足のむくみを予防するには、以下の方法が有効です。

  • 長時間同じ姿勢を避ける
  • 適度な運動をする
  • 水分をこまめに摂る
  • 塩分を控える
  • 冷えを防ぐ

足のむくみをチェックして、気になる場合は、適切な対策を行いましょう。