楽しみいっぱい冬休み　県内小中高校で終業式［熊本］ 2011年12月22日

終業式で池邉利昭校長（右）の話を聞く児童たち＝２２日午前、熊本市の大江小（野田徹）

　県内の多くの小中高校が２２日、２学期の終業式を行い、児童や生徒たちはクリスマスやお正月など楽しいイベントが待つ冬休みを迎えた。

　熊本市大江の大江小（４６６人）では、１時限の授業後に体育館で終業式。
池邉利昭校長が「冬休みの間に新年の目標を何か一つ見つけてほしい」と講話。
児童代表が２学期を振り返り、「本をたくさん読んだ」「部活動の野球で練習の成果が出た」と元気良く発表した。

　４月から新学習指導要領が実施され、授業数が増えたため、児童たちは式後に授業を受け、大掃除を終えてから通知表を受け取った。

　県教委によると、この日終業式があったのは、八代地域を除く３学期制の公立の小中学校４１２校。
多くの高校も行った。
八代地域の４３校では２６日にある。
２学期制の学校も同日までに年内の授業を終え、大半の学校が１月１０日に始業する。（隅川俊彦）