ウクライナ和平が動き出す

🇺🇦ウクライナ外務大臣、中国を訪問し、和平交渉を「直接」促す  Insider Paper

ウクライナのクレバ外務大臣は23日、モスクワの同盟国である北京が、ウクライナ戦争の終結についてキエフと直接話し合うことが重要だと述べ、北京に入った。
中国は、この戦争で中立の立場をとっており、どちらの側にも致命的な支援は送っていない。
しかし、中国はモロシアとの「無制限」なパートナーシップの深化により、NATOはロシアの「決定的な支援者」であるとの烙印を押した。

クレバ氏は、中国の王毅首相と「公正な平和」の実現について「広範かつ詳細で実質的な会談」を行うと述べ、2022年2月にロシアがウクライナに侵攻して以来、初めてのウクライナ閣僚となった。

北京は23日、会談は二国間関係と「その他の共通の関心事」に焦点を当てると述べた。

(後略)

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(コメント)
NATOとEUは、ハンガリーのオルバン首相がウクライナ和平に関する外交を主導(ウクライナ・ロシア・中国・米国トランプを訪問)したことを激しく批判している。
上記記事の通り、ウクライナは中国の力を借りて和平を実現したいことが明確になった。これで、NATOとEU(バイデン政権も)は「戦争がしたい同盟」であることが明確になった。

ロシアもウクライナが和平を求めるなら、大歓迎である。
今思えば、オルバン氏の関係国訪問と和平の訴えは、非常に効果的であったと評価できる。素晴らしい外交だった。
ウクライナに戦争を「最後の一人まで」継続を要求した西側諸国(日本も)には恥を知れと言いたい。

今回のウクライナ・中国の和平協議は容易ではない。
「戦争を続けたい」米国・EUが必ず妨害し、中国を制裁するだろう。中国はこれに屈せず、粘り強く当事者交渉を続けなければならない。

中国はイランとサウジの国交回復を仲介し成功させた実績がある。また最近パレスチナ内の対立する多くの勢力への仲介努力も実り、敵対しない合意と署名にこぎつけた。
これこそ超大国の果たすべき戦争・紛争回避の仲介外交である。

世界の戦争・紛争の原因は米国・西側諸国にあることを忘れてはならない。
だが、年明け早々にトランプさんが復権すれば世界中の戦争は止まる。オルバンのハンガリーも年末までEU議長である。
また、10月のBRICSサミット(プーチン議長)で新たな世界勢力図が書き換えられる。

#MAGA 
#WWG1WGA 
#QAJF 
https://insiderpaper.com/kyiv-urges-direct-dialogue-with-china-on-ukraine-peace/