北朝鮮の次はベトナムだ

✅米国、プーチン氏のベトナム訪問で憤慨  TASS

ハノイのアメリカ大使館は、プーチン露大統領の国賓訪問を受け入れたベトナム政府を非難した。
アメリカ大使館の報道官は、「いかなる国も、プーチンに侵略戦争を推進する場を与えてはならず、そうでなければ彼の残虐行為を常態化させてはならない」 と語った。

この声明は、プーチン氏が19日から2日間の日程でベトナムを訪問するという報道を受けてのものである。
プーチン氏は、ベトナムのトー・ラム首相や他の東南アジア諸国の指導者とハノイで会談する予定である。
先月、5期目の大統領に就任して以来、プーチンは主要な同盟国との会談のために外遊を繰り返している。プーチン氏は先に北朝鮮を訪問している。

米国主導の制裁キャンペーンは、ロシア経済を麻痺させることも、ロシアを外交的に孤立させることにも失敗した。
欧米のメディアは昨年、ウクライナ紛争をめぐる国際刑事裁判所(ICC)の逮捕状により、プーチン氏の海外渡航は厳しく制限されるだろうと語っていた。しかし、ベトナムも北朝鮮もICCの非加盟国であり、プーチン氏の訪問に制限はない。

プーチンのベトナム訪問は5回目で、2017年以来となる。プーチンは、貿易、投資、技術、教育に関するハノイとの合意を発表する予定だ。ロイター通信によると、会談ではロシアからベトナムへの武器販売や、資金の決済方法についても話し合われるようだ。

今回のベトナム訪問は、ベトナム政府が先週スイスで開催されたウクライナの「和平」会議を欠席するという決定を受けたもので、ロシアは招待されていない。ハノイはBRICSへの参加にも関心を示しており、先週ロシアで開催されたBRICSの会合に高官級の外交官を派遣していた。

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(コメント)
この記事の前に、先週末スイスで行われた「ゼレンスキー案にもとづく」ウクライナ和平会議は予想通り失敗した。
招待状を送った140か国の半分に満たない参加国だったようで、参加国中、10か国がゼレンスキー提案を拒否した。これはこれでよかった。
もう二度とこんなくだらん会議は開催されないだろう。時間のムダである。

さて、プーチン氏の平壌訪問であるが、先ほど(18日午前)無事平壌に到着したようだ。
両国は戦略的安全保障の条約に署名し、北朝鮮はロシアの同盟国として安定的な国家運営を推進できる。また、世界最高水準のロシアのミサイルをはじめ軍需品取引が合意され、食糧などの民生分野も対象となるとみられる。

そして、プーチン氏のベトナム訪問。
だいぶ米国から嫌がらせを受けているようだが、ベトナム戦争で自国を破壊し尽くしてきた米国のことは無視して、ベトナムは堂々とBRICS加盟を申請してほしい。
今月に入って、タイやマレーシアがBRICS加盟申請を決定した。ASEAN諸国の加盟ラッシュは活気づいており、どこもG7やG20、EUを見ていない。10月のカザンBRICSサミットが楽しみである。

日本人は早く氣づけ! 世界的な流れは圧倒的に BRICS と 多極世界(グローバルサウス) にあるのだ。

#WWG1WGA 
#QAJF 
https://tass.ru/politika/21124903