BRICSは着々と拡大・成長している

🌍BRICS外相会議がロシアのニジニ・ノヴゴロドで開催へ  TASS

セルゲイ・ラブロフ・ロシア外相が議長を務めるBRICS外相会議がニジニ・ノヴゴロドで6月10日から2日間の日程で始まる。会議には「加盟10カ国」に加え、BRICSの友好国代表も出席する。

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、「この会議では、国際関係の時事問題、国際的な課題、発展途上国の役割強化に重点を置いたグローバル・ガバナンス・システムの改善、紛争解決、主要な多国間プラットフォームにおける交流について話し合う予定だ」と述べた。

これは、2023年8月にBRICSが拡大して以来、初めての外相会合である。
BRICSには現在、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ、エジプト、イラン、UAE、サウジアラビア、エチオピアが加盟しており、さらに約30カ国が、さまざまな形でBRICSとの協力を望んでいる。

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(コメント)
サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)を終えて、次はBRICS外相会議である。ロシアは忙しい。
SPIEFで130か国以上、BRICS外相会議で40か国がロシアに終結した。

この膨大な数の国々を結束しているのは、ロシアの公正・平等・対等の原則にもとづく外交姿勢にある。
ジンバブエ大統領は、「ロシアはアフリカ諸国を兄弟のように扱ってくれる」と発言している。

西側諸国から常に攻撃されるロシアに対して、BRICSやSCOの超大国やアフリカ同盟、アラブ同盟、OPEC+などが支持を表明しており、ともに成長しようとする熱意がある。
これらの国々は、国連安全保障理事会でウクライナ紛争に関するロシア非難決議にも反対した。

西側諸国は6月15日と16日にスイスで「ウクライナ和平会議」を開催する予定で西側メディアは嬉々として報道しているが、当事国ロシアが招待されず、和平会議の体をなしていないばかりか、米国以外の超大国は不参加という惨憺たる結果となりそうだ。
ロシアをはじめ数か国は、ゼレンスキー氏に対して任期切れで正当性を失い、大統領とみなしていない。

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https://tass.com/politics/1801489