露中の関係が緊密化、米国は排除されている

🇷🇺プーチン大統領が🇨🇳中国を訪問する  TASS

今回のプーチン大統領の訪中(5/16~17)は、習近平国家主席の招待により、大統領再選後初の外国訪問となる。
昨年、同じく国家主席再選後に行われた習近平氏のロシア公式訪問の相互表敬である。

中国への国賓訪問は国際的に最高位のものだ。
モスクワと北京は包括的パートナーシップと戦略的交流の絆で結ばれており、プーチン氏と習近平氏は通常の仕事上の関係に加え、友人でもある。
パンデミックの最中でも、両氏はビデオリンクを通じて対話を続け、ロシア大統領は2022年2月に北京で開催された冬季オリンピックの開会式に出席、また2023年3月20日から22日にかけて、習近平国家主席が再選された後の10日後に、ロシアを公式訪問したのは偶然ではない。

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(コメント)
習近平国家主席以前、中国は米国への依存度を高めていたことから、米国は中国をコントロールできる国だと考えていた。
習氏登場以降、中共で上海閥や鄧小平派、胡錦涛派らDS系政治家が排除され、習氏の独裁が確立されていく中で、米国のコントロールは徐々に失われ、代わってロシアとの関係が強化された。

今回のプーチン氏の訪中は、政治家として、また友人としての関係を深めることが目的であろう。

もう一つは、ロシアにとっては、ウクライナ紛争に事実上決着がつき、中国などBRICSとの経済協力に力を入れるタイミングとなったことだ。
具体的な話し合いの内容に注目が集まる。

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https://tass.com/politics/1787557