米国は「制裁」を振りかざす 「恥知らず国家」 である

🇮🇳インドのイラン港湾の開発プロジェクトで、米国が制裁リスクを警告  Insider Paper

米国は、インドが長らく停滞していた戦略的港湾であるイランのチャバハル港の開発に関する10年契約を結んだことで、インド企業が米国の制裁を受けるリスクがあると述べた。

米国国務省のヴェーダント・パテル報道官は記者団に対し、「イランとの取引に関係するいかなる企業も、制裁の潜在的リスクを認識する必要がある」 と述べた。

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(コメント)
世界が多極化し、世界の一極に縮小した米国とそのナカマ国は、いまだに制裁を振りかざす 「恥知らず国家」 になり果てた。
G7やEUなどの西側世界が影響力を失なっているにも関わらず、「制裁」という無力な、むしろ自身にマイナスな政策をとる。
イランもインドもBRICS同盟国であり、国家として必要なものはBRICS内の取引で満たされており、米国が制裁しようが 「勝手にやってろ」 感がある。

BRICS同盟国(グローバルサウス)はエネルギー資源や食糧、経済需要、労働力、IT技術、軍事技術... どれをとっても西側世界を凌駕しており、米ドルも使用しなくなった。

イランのチャバハル港開発については、インドからイラン西部への航路を確保し、ペルシャ湾に寄港することなく、中央アジアへの物資回廊への接続が可能であり、イラン・インドにとって非常に重要なプロジェクトだ。
中国の 「一帯一路」 でも重要インフラとして位置づけられており、インドや中国の資金を使って開発することは理に適っている。

中央アジアへの物資回廊は、インドからイラン、さらにアゼルバイジャン(カスピ海)、ロシアを経てバルト海に達する壮大なプロジェクトである。
すでに道路と鉄道の設計も進んでおり、ユーラシア南部の大動脈となるに違いない。

日本のメディアは西側世界の記事を「良く見せて」報道するが、諸国民のためにはなっておらず、一方で報道されない多極世界は何倍~何百倍ものスケールで動いている。

#WWG1WGA 
#QAJF 
https://insiderpaper.com/indian-firms-risk-us-sanctions-over-iran-port-project-state-dept/