欧米諸国のインフレはさらに続き、激しくなる (日本もだよ)

🇮🇷イランは主要な石油輸送ルート(ホルムズ海峡)を閉鎖する可能性がある  Oil Price

イラン革命防衛隊海軍司令官は9日、必要であれば主要な石油輸送ルートであるホルムズ海峡を閉鎖することもあり得ると述べた。イラン革命防衛隊海軍司令官は火曜日、次のように述べた。
この警告は、イスラエルがアラブ首長国連邦(UAE)に進駐しようとする脅威、そして今月初めにイスラエルがシリアのイラン領事館を空爆したことを受けて発せられた。
 「我々は反撃なしに攻撃されることはないが、報復を急ぐこともない」

イランとUAEとの海峡であるホルムズ海峡はペルシャ湾の戦略的水路であり、その歴史的関係は、緊張と定期的な閉鎖の脅威に満ちている。ペルシャ湾とオマーン湾の間に位置するホルムズ海峡は、世界の石油供給の大部分を通過する重要な海上交通の要衝である。

イランの閉鎖行動は今に始まったことではなく、地域情勢に影響力を行使したいという願望から生じている。
国際的な懸念や反対にもかかわらず、イランは、敵対国による脅威や地政学的な作戦に対する報復や影響力を行使する手段として、断続的に海峡閉鎖の可能性を提起してきた。
イランがホルムズ海峡を閉鎖すると警告した例のひとつは、イランの核開発と国際制裁をめぐる緊張が高まるなか、2012年に起こった。イランは海軍力を駆使してホルムズ海峡の海上交通を混乱させる能力を有しているが、そのような行動がイランだけでなく世界のエネルギー市場にも及ぼす経済的影響は深刻である。
ホルムズ海峡閉鎖の恐怖は、石油業界と世界の政策立案者にとって依然として根強い懸念であり、重要なエネルギー輸送ルートを守るための安定と外交の永続的な重要性を浮き彫りにしている。

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(コメント)

イランは欧米DSから敵視され、制裁されつづける国であるが、その多くは「濡れ衣」であり、イスラエルの敵として利用されてきた。

今回の駐シリアのイラン大使館がイスラエルに攻撃(国際法違反)されたことで、イランは報復攻撃に向けて動いているが、同時に欧米DSの経済的なダメージを狙ってホルムズ海峡を封鎖する可能性が高まってきた。

ペルシャ湾岸の巨大産油国からのタンカーはこの海峡を通るため、世界経済にとって深刻な悪影響が出てくる。
すでに、紅海とスエズ運河はイラン系のイエメン・フーシ派によって支配されており、湾岸の石油は日本やEU、米国に出荷は困難となる。
ただし、BRICSやSCO諸国、加盟申請国には封鎖は適用されない。

これによって、欧米・日本のインフレはさらに激しくなり、G7をはじめ西側諸国民の生活は疲弊され続けるだろう。

一案だが、G7はプーチンに頼んでロシア産石油・ガスを売ってもらえばいい。BRICSへの販売価格の20倍くらいで買えるかもしれない (笑)

#WWG1WGA 
#QAJF 
https://oilprice.com/Latest-Energy-News/World-News/Iran-Said-It-Could-Close-Major-Oil-Shipping-RouteBut-Will-It.html